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ローパー共鳴 : ミニ英和和英辞書
ローパー共鳴[ろーぱーきょうめい]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ども]
  1. (suf) indicates plural - humble referring to oneself, disdainful referring to others 
共鳴 : [きょうめい]
  1. (n,vs) resonance 2. sympathy 

ローパー共鳴 : ウィキペディア日本語版
ローパー共鳴[ろーぱーきょうめい]
ローパー共鳴(ローパーきょうめい、)とは、核子励起状態共鳴状態)の中で最も低い質量エネルギー)をとるハドロン状態である。アップクォークダウンクォークから構成され、質量は約1,440 MeV/c2全崩壊幅は約300MeV/c2、核子と同様に全角運動量1/2、アイソスピン1/2、正パリティをとる。名称は発見者L. David Roperに由来し〔
〕、便宜的には、N
*
(1440)
P11(1440)などとも表記される。
この共鳴の質量は、単純な構成子クォーク模型では予言できないため、長年の間、ハドロン物理学の理論研究における難問の一つとして知られている。
==発見==
ローパー共鳴は1963年、L. David Roperがローレンス・リバモア国立研究所 (LLNL) のコンピュータを用いてパイ中間子・核子散乱のデータを部分波解析することで初めて発見された。この研究は、当時マサチューセッツ工科大学 (MIT) の学生だったRoperの博士論文のために、MITのBernard Taub FeldとLLNLのMichael J. Moravcsikの指導の下で行われたが、FeldとMoravcsikはRoperに対して論文を単著で投稿するよう勧めた〔R. Gordon Moorhouse and L. David Roper "The Development of Pion‑Nucleon Scattering Analysis: A Personal History of Discovery" 〕。当時はローパー共鳴を示唆するような理論はまだ提案されていなかったため、この発見は驚きをもって迎えられた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ローパー共鳴」の詳細全文を読む




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