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ロイシンジッパー : ミニ英和和英辞書
ロイシンジッパー[ろいしん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ロイシン : [ろいしん]
 leucine, leusin, Leu(略号)
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ロイシンジッパー : ウィキペディア日本語版
ロイシンジッパー[ろいしん]

ロイシンジッパー (leucine zipper) はタンパク質二次構造モチーフの1つで、平行に並んだαヘリックスによる接着力を持つ。遺伝子発現の調整に関わるタンパク質などの二量化したドメインに共通して見られる。ロイシンジッパーは真核生物でも原核生物でも見られるが、主に真核生物の特徴である。
==構造==

ロイシンジッパーはタンパク質二量化ドメインとして機能する超二次構造であり、平行αヘリックスの接着力を生みだしている。
ロイシンジッパーの構造上の特徴は、7残基の繰り返しの4番目の位置にアミノ酸ロイシンが配列することである。ロイシンジッパーは始めに、7残基おきに現れるロイシンで識別される転写因子の共通配列として同定された。これらのロイシンはコイルドコイルの疎水核を形成していることが後に明らかとなった。
ロイシンジッパーの半分は短いαヘリックスからなっている。通常のαヘリックス1巻きが3.6残基となっているのに対し、ロイシンジッパーのαヘリックスの場合は1巻きあたり3.5残基となっている。ロイシンは2巻きごとにもう一方の鎖のロイシンと直接接触している。
bZip(ベーシックジッパープロテイン)と呼ばれる転写因子のファミリーは塩基領域を持ち、水素結合を介してこの部分がDNA分子の主溝と結合する。ロイシンジッパーの領域がこの二量化を担っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ロイシンジッパー」の詳細全文を読む




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