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リュクサンブール庭園 : ミニ英和和英辞書
リュクサンブール庭園[その]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [にわ]
 【名詞】 1. garden 
庭園 : [ていえん]
 【名詞】 1. garden 2. park 
: [その]
  1. (n,n-suf) garden (esp. man-made) 2. park 3. plantation 

リュクサンブール庭園 ( リダイレクト:リュクサンブール公園 ) : ウィキペディア日本語版
リュクサンブール公園[りゅくさんぶーるこうえん]

リュクサンブール公園(リュクサンブールこうえん、)は、フランスパリ6区にある公園。リュクサンブール庭園と訳されることもある。
1612年にマリー・ド・メディシスジャック・ボワソーに命じてリュクサンブール宮殿に付随するものとして造園された。統領政府期以降元老院の敷地となっている。元老院の議場等は、庭園北端のリュクサンブール宮殿に入っている。リュクサンブール公園は元老院の庭園にあたるが、一般に公開されており、パリ市民の憩いの場の一つとなっているほか、観光名所にもなっている。
22万4500平方メートル(22.45ヘクタール)の広さを持ち、うち21ヘクタールが公開されている。パリ市内では、ラ・ヴィレット公園(55ヘクタール)・テュイルリー庭園(25.5ヘクタール)・ビュット・ショーモン公園(25ヘクタール)等に次ぐ最大級の公園である。
== 特徴 ==
リュクサンブール公園には、幼い子供とその両親向けに、フェンスで囲まれた広い遊び場がある。あやつり人形の劇場やメリー・ゴー・ラウンドもある。時には、ポニーの騎乗を楽しむこともできる。無料の音楽公演が広場のガゼボで開かれ、木陰の小ぢんまりとした手頃なレストランでは、多くの人々が屋内外で音楽とワインを楽しんでいる。
庭園の穏やかな雰囲気はよく知られている。小さな池では子供たちがおもちゃのボートで遊んでいる。池の周りには、かつてのフランス王妃の像が並んでいる。
パリ国立高等鉱業学校と劇場のオデオン座が、リュクサンブール公園に隣接している。
開放時間は季節(日の長さ)によって変わり、開門は07:30 から08:15頃 、閉門は16:45から21:45頃となっている。
庭園の東にRER B線リュクサンブール駅がある。
==彫像==

庭園のあちこちに、合計100以上の彫像、記念碑、噴水がある。
中央の緑地の周りには、歴史上のフランスの王妃と女性の聖人の像が20ほど、台座の上に立っている。この中には、ジャンヌ・ダルブレブランシュ・ド・カスティーユアンヌ・ドートリッシュルイーズ・ド・サヴォワアンヌ・ド・ボージューのものもある。
他の彫像は以下の通り。
* 『ピエール・ギヨーム・フレデリク・ル・プレイ』、アンドル・ジョゼフ・アラール作。1906年。
* 『自由の女神像』の最初のモデル、フレデリク・バルトルディ作。1870年。
* 『真実の口』、ジュール・ブランシャール作。
* 『ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン』、アントワーヌ・ブールデル作。1978年設置。
* 『アンリ・ミュルジェールへのモニュメント』、テオフィル・アンリ・ブイヨン作。1895年。
* 複数の動物の彫刻、オーギュスト・カイン作。
* 『ドラクロワへのオマージュ』、1890年。『セイレーンの勝利』、1885年。ともにジュール・ダロウ作。
* 『アントワーヌ・ヴァトーへのモニュメント』、1896年。アンリ・デジレ・ゴーキェ作。
* 『ナルシス像』、1869年。『イルカに乗ったアリオン』、1870年。いずれもアーネスト=ウジェーヌ・イオール作。
* 『ヒッポメネース』、ジャン=アントワーヌ・アンジャルベール作。
* 『シャルル・ボードレールの胸像』、ピエール・フェリックス・マッソー作。
* 『アーキスガラテアを驚かせたポリュペーモス』(「メディシスの泉」に設置)、 オーギュスト・オッティン作。1866年。
* 『クレマンス・イサウレ』 、アントワーヌ=オーギュスタン・ プレオー作。
* 『テセウスミノタウロス』、エチエンヌ=ジュール・ラメイ作。1826年。
* 『アルフェイオス川の流れを変えるヘラクレス』、1900年。『努力』、1902年。いずれもピエール・ロシェ作。
* 『ポール・ヴェルレーヌ』、1911年。ロド作。
* 『 エドアール・ブランリーへのモニュメント』、シャルル・マリー・ルイ・ジョゼフ・サラベゾール作。
* 『ジョルジュ・サンド』(1904年)、フランソワ=レオン・シカール作。
* 『ジュール・マスネ』(1926年)、ラウル・ヴェルレ作。
== 天文の泉 ==
リュクサンブール公園の南端、「マルコ・ポーロの庭」に、1874年「天文の泉」(別名「4大陸の泉」「カルポーの泉」)が作られた。
この泉は1867年、Avenue de l'Observatoire (「天文台大通り」の意)の開発に伴って設置された。
ブロンズ製の泉は、4人の彫刻家の作品をあらわしている。
ルイ・ヴィユモは大の周りのガーランド・フェストーン(花飾り)を彫り、ピエール・ルグレンは十二宮の帯と、内側の球体と外の輪の部分を彫った。
動物を得意とする彫刻家エマニュエル・フレミエは、8頭の馬、海亀、水を噴き出す魚をデザインした。
ジャン=バティスト・カルポーは、もっとも重要な4人の女性の裸像を彫刻した。この女性像は地球を支えており、アフリカ、アメリカ、アジア、ヨーロッパの各大陸を象徴している。
== 画像 ==

Image:Luco2.jpg|「 Luco 」でくつろぐ人々
Image:French Senate seen from Luxembourg Gardens dsc00746.jpg|庭園から望むリュクサンブール宮殿
Image:Luxemburg-Garden.jpg|リュクサンブール庭園のパノラマ
Image:Fontaine_MarieMedicis.jpg|マリー・ド・メディシスの泉
Image:Jardin du Luxembourg.JPG|8月の花壇
Image:Philippe Joseph Henri Lemaire-Archidamas- Jardin du Luxembourg.jpg|ブナの木の下の像
Image:Jardluc.jpg|天文の泉




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リュクサンブール公園」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Jardin du Luxembourg 」があります。




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