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ラピディティ : ミニ英和和英辞書
ラピディティ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ラピディティ : ウィキペディア日本語版
ラピディティ
相対性理論において、ラピディティ (Rapidity) とは 速さにかわる運動の大きさの尺度である。相対論的な速度とは異なり、ラピディティには並進速度については(言い換えれば、一次元空間においては)単純な加法性が備わる。低速域ではラピディティと速さは比例関係にあるが、高速域ではラピディティの方が大きくなっていく。光速に対応するラピディティは無限大である。
逆双曲線関数 を用いて、ラピディティ \varphi は速度 から \varphi = \mathrm\left(\frac v c \right) の様に算出される。低速域では、 \varphi は近似的に と等しい。 光速 は有限であり、速度 は必ず区間 に制限されるため、 は不等式 を満たす。逆双曲正接関数は定義域として区間 をとり、値域として実数全体をとるため、速度の区間 はラピディティの区間 -\infty < \varphi < \infty に対応する。
数学的には、ラピディティは相対的に運動する二つの基準系の空間軸および時間軸の間のにより定義される。
== 歴史 ==
1908年ヘルマン・ミンコフスキーローレンツ変換が時空座標系の単純な、つまり虚数角度の回転とみなせることを示した。従って、この角度は慣性系の(一次元的な)相対速度の単純で加法的な尺度とすることができる〔 〕。ラピディティは1910年ホイッテーカー〔 1953年の改版では、理論的整合性をもってラピディティが用いられている。 〕、により用いられた。「ラピディティ」という用語は1911年、により初めて用いられ、その後1912年には、1914年には、1936年にはモーリー2001年にはなど多くの研究者により用いられるようになった。ラピディティの理論的発展は主にによるものであり、1910年から1924年までの彼の著書にそれを見ることができる〔Wikisourceに彼の論文の翻訳があるので、参照のこと。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ラピディティ」の詳細全文を読む




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