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モーリス・モーター : ミニ英和和英辞書
モーリス・モーター[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

モーリス・モーター ( リダイレクト:モーリス (自動車) ) : ウィキペディア日本語版
モーリス (自動車)[ちょうおん]
モーリス(''Morris'')は、かつて存在したイギリス自動車メーカーである。
1913年に自動車生産を開始したモーリス自動車(Morris Motor Company)を起源とし、1930年代以降はより大きな自動車会社の一部門、もしくはブランドとなっていた。モーリスの名前を冠した自動車は、BL社の乗用車「モーリス・アイタル(Morris Ital)」の販売が終了した1984年がその最期となった。
== 歴史 ==


1910年ウィリアム・モーリス自転車製造メーカーとして創業した。19世紀後半に登場した自転車は1890年代以降の英国ではサイクリングとして大ブームとなっていたが、ウィリアム・モーリスの興味はやがて自動車の製作に向かい、1913年自動車製造工場を英国、オックスフォードのカウリー(Cowley)に建設した。
最初の自動車は「ブルノーズ・オックスフォード(Bullnose Oxford)」で2人乗りだった。ほとんどの部品は他社から買い入れ、モーリスの工場でおこなったのは組み立てだけだった。1914年クーペバンをラインナップとして追加したが、使っていたシャーシと1018ccエンジンでは4人乗りにするには小さすぎた。エンジンを製造したホワイト・アンド・ポップには、それ以上のエンジン製作にはお金がかかると言われ、モーリスは米国ミシガン州デトロイトに足を運びコンチネンタル・モータースから1548ccエンジンを調達する。トランスミッションと足回りも米国製に変更した。第一次世界大戦が勃発したが需要は堅調で、1915年半ばにはより大型で2人乗りと4人乗りのモーリス・カウレー(''Morris Cowley'' )を投入した。
コンチネンタル社からエンジンが調達できなくなると、モーリスはフランスの会社オチキス〔英語読みではホチキス。〕のコヴェントリー工場で準コピー製品を作らせた。このエンジンでベーシックモデルのカウレーはよりパワフルとなり、モーリス・オックスフォードはより上級クラスを狙うことができるようになった。MMCは高品質な車を安い値段で売る会社だという評判が高まり、会社は成長をつづけ英国国内市場でのシェアを増加させていった。1924年にはMMCはイギリス・フォードを抜き51%の国内シェアを確保していた。サプライヤーを買収するという方針も掲げ、たとえば、1923年にはオチキス社のコヴェントリー工場をモーリス・エンジン工場とした。1924年には、オックスフォードでモーリス車の販売代理店を経営していたセシル・キンバーがモーリス車のスポーティ・バージョンを製作する会社としてMGを設立。これはキンバーが経営していた販売会社の名前「モーリス・ガレージ」(''Morris Garages'' )からつけた名前である。

1928年にはモーリス・マイナー(''Morris Minor'' )で小型車市場へも参入。847ccエンジンは1927年にモーリス傘下となっていたウーズレー製だった。この小型車市場への参入により大恐慌時代を切り抜けることができた。マイナーの後継として1934年ロンドン・モーターショーでモーリス・エイト(''Morris Eight'' )を公開しY型フォード(''Ford Model Y'' )に対抗した。1932年にはレオナルド・ロードを社長とする。ロードは工場を整理し、製造ラインを合理化しようとしたがモーリスとあわず1936年に「カウリーを粉々にしてやる」と言い残しライバルのオースチンへ移った。1936年には別会社だったモーリス商用車がモーリスの意によりモーリス・モーターに吸収される。1938年にモーリスはナッフィールド子爵となり、ウーズレーに加えMGもモーリス社に組み入れ、さらにライレーを買収し、ナッフィールド・オーガニゼーションとなる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「モーリス (自動車)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Morris Motors 」があります。




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