翻訳と辞書
Words near each other
・ モーリス・マック・マクドナルド
・ モーリス・マリーナ
・ モーリス・マルセリーノ
・ モーリス・マルトノ
・ モーリス・マレシャル
・ モーリス・マーテルリンク
・ モーリス・メルロ=ポンティ
・ モーリス・メルロー=ポンティ
・ モーリス・メルロ=ポンティ
・ モーリス・メーテルランク
モーリス・メーテルリンク
・ モーリス・モーター
・ モーリス・ヤメオゴ
・ モーリス・ユトリヨ
・ モーリス・ユトリロ
・ モーリス・ユーイング
・ モーリス・ラクロア
・ モーリス・ラクロワ
・ モーリス・ラベル
・ モーリス・ラマーシュ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

モーリス・メーテルリンク : ミニ英和和英辞書
モーリス・メーテルリンク[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

モーリス・メーテルリンク : ウィキペディア日本語版
モーリス・メーテルリンク[ちょうおん]



モーリス・メーテルリンク (Maurice Maeterlinck, 1862年8月29日 - 1949年5月6日) は、ベルギー詩人劇作家、随筆家。正式名はメーテルリンク伯爵モーリス・ポリドール・マリ・ベルナール (Maurice Polydore Marie Bernard, comte de Maeterlinck)。日本では「メーテルランク」「マーテルランク」などとカタカナ転写されることもあるが、本人の母語であるフランス語では「メーテルリンク」 、もうひとつの母国語であるオランダ語では「マーテルリンク」 に近い発音となる〔Maurice Maeterlinck - Forvo.com 〕。
==生い立ち==
ベルギーのヘントで、フランス語を話す裕福なフラマンカトリック教徒の家庭に生まれた。法律を学ぶ間に詩や短編小説を著したが、その後それらを処分してしまったため、今日ではその断片が伝わるだけとなっている。
学校を卒業後、パリで数ヵ月を過ごした。そこで当時流行していた象徴主義運動の活動家達と知り合う。その経験は後の作品に大きな影響を与えた。
1889年に最初の戯曲『マレーヌ姫 ('La princesse Maleine)』でフィガロ紙の文芸評論家オクターヴ・ミルボーの評価を得て有名になる。続いて宿命論と神秘主義に基づいた、『L'Intruse』『三人の盲いた娘たち (Les Aveugles)』『ペレアスとメリザンド (Pelléas et Mélisande)』といった一連の象徴主義的作品を書き表した。
しかし最も大きな成功作は『青い鳥 (L'Oiseau bleu)』だった。1911年にノーベル文学賞を受賞。作品の主題は「死と生命の意味」だった。
1895年から1918年まで歌手のジョルジェット・ルブランアルセーヌ・ルパンの生みの親である作家モーリス・ルブランの妹)と関係を持っていた。1919年にルネ・ダオンと結婚し、共にアメリカ合衆国に渡った。1920年にはレオポルト勲章を受章した。
1926年に『白蟻の生活 (''La Vie des Termites'')』を発表したが、同作は南アフリカの詩人および科学者のユージーン・マレースの作品『The Soul of the White Ant』の盗作だと批判された。
1930年にフランスニースで城を買い取り、これに「オルラモンド (Orlamonde)」と命名した(自作『Quinze Chansons』に由来)。1932年にはベルギー国王アルベール1世によって伯爵位が叙爵され、メーテルリンク伯となった。
母国滞在中に欧州で第二次世界大戦が勃発すると、彼はナチス・ドイツのベルギー・フランス両国に対する侵攻を避けリスボンへ逃れ、更にリスボンからギリシャ船籍の貨客船でアメリカに渡った。彼は『タイムズ』紙に「私は自著『Le Bourgmestre de Stillemonde』の中で、1918年のドイツによるベルギー占領を批判的に書いたが、これでドイツ軍は私のことを仇敵と見なすようになった。私がもし彼らに捕らえられたら即座に射殺されたかもしれない」と語っている。また、ドイツとその同盟国であった日本には決して版権を渡さないよう、遺言で書き記している。
戦後ニースへ戻り、同地で死去。
国際ペンクラブ第4代会長(在任1947~49年)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「モーリス・メーテルリンク」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.