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ハーシーとチェイスの実験 : ミニ英和和英辞書
ハーシーとチェイスの実験[はーしーとちぇいすのじっけん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [み, じつ]
 【名詞】 1. fruit 2. nut 3. seed 4. content 5. good result 
実験 : [じっけん]
  1. (n,vs) experiment 
: [しるし]
 【名詞】 1. (1) mark 2. (2) symbol 3. (3) evidence

ハーシーとチェイスの実験 : ウィキペディア日本語版
ハーシーとチェイスの実験[はーしーとちぇいすのじっけん]

ハーシーとチェイスの実験(ハーシーとチェイスのじっけん)は、1952年アルフレッド・ハーシーマーサ・チェイスによって行われた一連の実験である。1944年のによって最初に実証された「デオキシリボ核酸 (DNA) が遺伝物質である」ことを裏付けた。1869年以来DNAの存在こそ生物学者の間でよく知られていたが、当時はその大多数が、遺伝情報の担い手となる物質タンパク質であろうと考えていた。
== 内容 ==

ハーシーとチェイスはT2ファージを用いた。このウイルス大腸菌寄生し、内部で増殖すると細菌を崩壊させて外に出て、また新たな細菌に感染する。ファージはほぼ核酸とタンパク質のみからできている。彼らはこのどちらかが遺伝子であると考え、それぞれの振る舞いを追跡した。そのための目印として放射性同位体を利用した。
彼らは放射性同位体であるリン32(リンはDNA中には存在するが、タンパク質には含まれない)でファージのDNAを、硫黄35(硫黄はタンパク質中には存在するが、DNAには含まれない)でタンパク質をラベルした。このように放射性同位体によってラベルされた物質を放射性トレーサーと呼ぶ。
具体的にはリン32の場合であれば、まず大腸菌用培地の成分中のリンを放射性同位体としたものを用意し、この培地で大腸菌を培養し増殖させる。これによってその体を構成するリンがすべて放射性同位体である大腸菌ができる。次にこの大腸菌にファージを感染させると、増殖したファージに含まれるリンは放射性同位体からなるものとなる。
このようにしてラベルされたファージを通常の(放射性同位体によってラベルされていない)大腸菌に感染させ、感染した細胞をミキサーで撹拌し、遠心機で2つの画分に分けると、一方からはタンパク質からなるファージの空の外殻が得られ、もう一方からはファージに感染した大腸菌の細胞が得られる。ここで放射性トレーサーがどちらに見いだせるかを調べた。
実験の結果、リン32でラベルした場合は放射性トレーサーが大腸菌の細胞からのみ検出され、タンパク質の外殻からは検出されなかった。一方で硫黄35でラベルした場合は放射性トレーサーがタンパク質の外殻から検出され、感染した大腸菌からは検出されなかった。しかも感染直後に外殻を取り分けた場合にも、大腸菌の内部でファージの増殖が滞りなく進むことも確認された。それによって「バクテリアに感染する遺伝物質はDNAである」ことが裏付けられた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ハーシーとチェイスの実験」の詳細全文を読む




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