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ハインケルHe51 : ウィキペディア日本語版
ハインケルHe51[はいんけるえいちいー51]

He 51は戦間期におけるドイツ空軍(ルフトヴァッフェ)の複葉単座戦闘機である。ナチス・ドイツによる再軍備後の新生ドイツ空軍の最初の主力戦闘機となった。
== 開発 ==
第一次世界大戦に敗れたドイツ軍は航空機の保有を禁じられていた。このためハインケル社はスポーツ機の名目で戦闘機の開発/試作をしてきた。ハインケル社はHD37、HD38、HD43に続き、1932年にはすぐれた性能を持つ複葉戦闘機He 49aを開発した。空軍再建をすすめるドイツ航空省はHe 49aに注目し、改良を加えたHe 51の試験開発が進められた。He 51は、すでに生産配備されていたAr 65に代る主力機として期待された。
1933年航空省は宣伝機の名目でHe 51Aを発注。1935年3月1日、ドイツが再軍備宣言をするとHe 51Aは新生ドイツ空軍の主力戦闘機として大いに宣伝された。
He 51Aの評価はAr 65と比べて操縦が難しく、速度は速いが運動性に劣るというものだった。扱いやすく操縦が楽なAr 65に慣れたパイロットたちはHe 51Aの扱いに苦労したという。それでも、問題は機体の性能ではなくパイロットの訓練であるとしてHe 51Aの生産は続行された。
先行型のHe 51Aを最初に、落下燃料タンクを備えた長距離型He 51B、10kg爆弾6個を搭載できるラックを装備した戦闘爆撃機型He 51Cがつくられた。1936年10月の生産終了までに458機が生産された。またフロートをとりつけた水上機型のHe 51B-2も海軍に納入されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ハインケルHe51」の詳細全文を読む




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