翻訳と辞書
Words near each other
・ ネロンモデル
・ ネロン・セヴィリ群
・ ネロン・テイトの高さ
・ ネロ・ウルフ
・ ネロ・ウルフ賞
・ ネロ・カエサル
・ ネロ・クラウディウス・ドルースス
・ ネロ・サンティ
・ ネロ・リージ
・ ネロール
ネロ指令
・ ネロ浴場
・ ネロ湖
・ ネワール
・ ネワール族
・ ネワール語
・ ネンゥン・ヂ・ノース
・ ネンジュモ
・ ネンジュモ属
・ ネンジュモ目


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ネロ指令 : ミニ英和和英辞書
ネロ指令[ねろしれい]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ゆび]
 【名詞】 1. finger 
指令 : [しれい]
  1. (n,vs) orders 2. instructions 3. directive 4. command 
: [れい]
  1. (n,n-suf,vs) command 2. order 3. dictation 

ネロ指令 : ウィキペディア日本語版
ネロ指令[ねろしれい]
ネロ指令(ネロしれい、)とは、第二次世界大戦末期の1945年3月19日ナチス・ドイツ総統アドルフ・ヒトラーの承認の元、国防軍最高司令部によって発出された「ライヒ領域における破壊作戦に関する命令()」の通称。この命令は自国内における「焦土作戦」を命令する物であったため、後世の歴史家などによって、かつてローマを自ら焼いたという伝説があるローマ皇帝ネロになぞらえて「ネロ指令」と呼ばれる。
== 概要 ==
1945年の時点で東部戦線西部戦線も戦場はドイツ国内となり、戦争は最終局面を迎えていた。3月19日に発出されたこの命令は、ドイツ国内のインフラストラクチャー、資源、産業施設等について、敵が入手する前の破壊を命じるものであった。
すでに戦後を考えていた軍需大臣アルベルト・シュペーアは、産業破壊が戦後復興や国民生活の差し障りになると考え、ヒトラーと面会してその中止を訴え出た。
しかしヒトラーは「戦争に負ければ国民もおしまいだ。(中略)なぜなら我が国民は弱者であることが証明され、未来はより強力な東方国家(ソ連)に属するからだ。いずれにしろ優秀な人間はすでに死んでしまったから、この戦争の後に生き残るのは劣った人間だけだろう。」と述べ〔トーランド、4巻、312p〕、命令を撤回しなかった。しかしシュペーアはヒトラーに内密で命令をサボタージュし、一定程度の産業保護に成功した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ネロ指令」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.