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ネロ
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


ネロ : ウィキペディア日本語版
ネロ

ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクス(、37年12月15日 - 68年6月9日)またはネロ・クラウディウス・カエサル・ドルスス・ゲルマニクス (Nero Claudius Caesar Drusus Germanicus) はローマ帝国の第5代皇帝
== 経歴 ==

=== 誕生から即位まで ===
37年小アグリッピナグナエウス・ドミティウス・アヘノバルブスの息子として生まれる。
父はマルクス・アントニウス小オクタウィアの娘大アントニアルキウス・ドミティウス・アヘノバルブスの息子であり、母は初代皇帝アウグストゥスの孫大アグリッピナゲルマニクスの娘であった。
生まれた時の名前はルキウス・ドミティウス・アヘノバルブス (Lucius Domitius Ahenobarbus) である(しかしながら、以下混同を避けるため「ネロ」の名称で通す)。
カリグラが帝位を継承した37年に産まれるが、間も無く父グナエウスが40年に死去し、母小アグリッピナもその妹ユリア・リウィッラと共にカリグラによって追放される。父グナエウスの遺産はカリグラに没収され、ネロは叔母のドミティア・レピダのもとで育てられた。その3年後カリグラ暗殺により、伯父のクラウディウスが擁立され第4代ローマ皇帝となると、彼によって小アグリッピナはローマに戻ることを許された。
クラウディウスには皇后メッサリナと後継者のブリタンニクスがいたが、48年にメッサリナがガイウス・シリウスとの重婚及び反逆罪に問われると、その後妻として小アグリッピナがクラウディウスの皇妃の座に納まった。母の計略により、ネロはクラウディウスの継子から養子となる。
この時点で名前がネロ・クラウディウス・カエサル・ドルーススとなった。
皇帝クラウディウスの側近パッラスや母の采配により、クラウディウスの娘オクタヴィアとの婚姻が成立。ブリタンニクスは徐々に疎外され、ネロの存在が際立つようになる。そして年少のブリタンニクスよりも後継者に相応しいとさえ見られるようになり、ブリタンニクスの先に王位につける確約を得た。54年にクラウディウスが死ぬと、ネロが皇帝に即位した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ネロ」の詳細全文を読む




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