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トヨタ・KZエンジン : ウィキペディア日本語版
トヨタ・KZエンジン[とよたけいずぃーえんじん]
トヨタ・KZエンジンは、トヨタ自動車水冷直列4気筒ディーゼルエンジンの系列である。
== 開発の経緯 ==
小排気量からパワーを搾り出していた2L型(2446cc)の各ターボエンジンは、熱によるシリンダーヘッドの変形から、割れ、ガスケットの吹き抜け、バルブシートの脱落、ピストンの焼きつき、潤滑不良などのトラブルが多発していた。
また、バブル景気を背景に巻き起こったRVブームにより、小型ディーゼル車が急激に増加。幹線道路周辺などで粒子状物質が増加し、大気汚染の一因となっているとされるようになり、それに伴い、排出ガス規制は年々厳しさを増していった。設計の古いディーゼルエンジンでは、大量のEGRと過剰な燃料噴射でNOxの発生を抑える策を採るものが多く、その結果排出される多量の黒煙はネガティブイメージを与える事になった。
これらの問題から、最早L系の改良では商品としての成立が難しい状況であった。そこで、市場のトラブルフリーとモアパワー、そして環境性能改善に対する要求の高まりへの回答として、新系列のKZ型が開発された。
欧州市場で特に問題となっていたL型系での連続高負荷運転時の熱歪み低策として、1KZ型ではアルミ製シリンダーヘッドが採用されたが、腰下や動弁系の成り立ちはL型系の延長線上にあり、5L型との類似点も多い。

同時期のエンジンに倣い、商標名を「LASRE」としている。
KZ型系では3.0L以外の排気量は設定されていない。コースター用を除く日本国内向けの乗用登録用ディーゼルエンジンとしては、後継の1KD型同様、トヨタのラインナップ中最大排気量となる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トヨタ・KZエンジン」の詳細全文を読む




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