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トキソプラズマ症 : ミニ英和和英辞書
トキソプラズマ症[ときそぷらずましょう]
toxoplasmosis
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: [しょう]
  1. (adj-na,n-suf) illness 
トキソプラズマ症 : ウィキペディア日本語版
トキソプラズマ症[ときそぷらずましょう]

トキソプラズマ症とは、トキソプラズマ(''Toxoplasma gondii'')による原虫感染症である。世界中で見られる感染症で、世界人口の3分の1が感染していると推測されているが、有病率には地域で大きな差がある。健康な成人の場合には、感染しても無徴候に留まるか、せいぜい数週間のあいだ軽い風邪のような症状が出る程度である。しかし胎児幼児臓器移植エイズの患者など、免疫抑制状態にある場合には重症化して死に至ることもあり、重篤な日和見感染症といえる。重症化した場合には、脳炎や神経系疾患をおこしたり、心臓肝臓眼球などに悪影響をおよぼす。予防するためのワクチンはない。
== 病原体 ==
トキソプラズマはアピコンプレックス門に属する単細胞生物である。以下の3つの形態をとる。
; 栄養型
: 栄養型は急増虫体(タキゾイト)と呼ばれており、細胞内に寄生して無性生殖により急激に増殖する。消毒液や胃酸などに対する抵抗性を持たないため、これを摂食しても感染は起きにくい。しかし眼や粘膜外傷から感染することがある。
; シスト
: 筋肉組織中に厚く丈夫な壁に包まれた球形のシストを作る。シストには数千におよぶ緩増虫体(bradyzoite)が含まれており、無性生殖によりゆっくりと増殖している。シストは室温でも数日、4 ℃なら数ヶ月生存しており、-12 ℃までの低温にも耐えるが、熱処理(56 ℃15分)や冷凍処理(-20 ℃24時間)で不活化できる。
; オーシスト
: 終宿主であるネコ科の動物に感染すると、有性生殖を行ってオーシストが形成される。オーシストは便中に排出され、環境中で数日間かけて成熟し、数ヶ月以上生存している。消毒液に対する抵抗性が高いが、シスト同様の処理で不活化できる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「トキソプラズマ症」の詳細全文を読む

トキソプラズマ症 : 部分一致検索
トキソプラズマ症 [ ときそぷらずましょう ]

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「 トキソプラズマ症 」を含む部分一致用語の検索リンク( 4 件 )
トキソプラズマ症
先天性トキソプラズマ症
心筋トキソプラズマ症
眼トキソプラズマ症



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