翻訳と辞書
Words near each other
・ チュニス旧市街のマドラサ
・ チュニス湖
・ チュニス湾
・ チュニス県
・ チュニス空港
・ チュニス=カルタゴ国際空港
・ チュニック
・ チュニョ
・ チュネルペトン
・ チュノム
チュハン
・ チュバ
・ チュバシ語
・ チュバチュバワンダーランド
・ チュバテレ
・ チュバ・アクポム
・ チュパカブラ
・ チュパカブラス
・ チュパカブラ・プロジェクト
・ チュパキレ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

チュハン : ウィキペディア日本語版
チュハン

チュハン()は、ベトナム語における漢字の呼び名のひとつ。儒教で儒者が使う=科挙で用いる文字という意味でチュニョ()とも呼ばれる。また、「漢字」そのものの、ハントゥ()でも良い。
漢字とチュノム(漢字を応用して作られた文字)との混じり文を、ハンノム()と呼び、クオック・グーラテン文字)が普及するまで使用されていた。
ベトナム語は多量の漢字語を取り入れたが、今でも古音を多く残している。とりわけ疑母 (ng)、母とゼロ子音が顕著である。たとえば「魚」は 、「」は du、「於」は と発音される。当然、子音も多様で、たとえば、「西」は 、「民」は である。
チュハンの韻尾は4種類に現れ、漢字韻尾の整合性には影響を及ぼさない。古音では、韻尾を n, m, p, t で終えるが、ベトナム語も同様である。たとえば、「判」、「帆」、「法」、「發」 である。
古音の尾韻 ng の漢字は、ベトナム語で ng、nh の尾韻に二分した。具体的な分化の規則は、韻母が「洪音」() のときは韻尾が ng(たとえば、「空」、「光」quang、「濃」)となり、韻母が「細音」(と発音する a、i、e)のときは韻尾が nh(「京」kinh、「生」sinh、「成」)となる。
漢字音の分類から p, t, c/ch 韻尾を数えれば8声調となるが、現在ベトナム語は6声調と見るのが一般的である。


== 関連項目 ==

* チュノム
* 漢字復活論
* 朝鮮における漢字
* 日本における漢字
* 漢字教育


vi:Chữ Hán#Việt Nam

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「チュハン」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.