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シタール : ミニ英和和英辞書
シタール[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

シタール : ウィキペディア日本語版
シタール[ちょうおん]

シタール(ヒンディー語:सितार、英語:Sitar)は、北インド発祥の弦楽器。民族楽器の一つ。シタールという言葉の語源はペルシア語のセタール(سه‌تار :三弦)とされている。
== 解説 ==
伝統的なシタールは19で、棹は長さが約90cmで約20個の金属製のフレットが結びつけられている。フレットの上には約7本の金属製の演奏弦が張られており、左手の指で弦を押さえミンドという奏法(チョーキング)により1フレットにつき4-5度音をだす。右手指先に付ける金属製の爪のミズラブ(ミズラーブとも呼ばれる)で弦をはじいて演奏する(撥弦楽器)。フレットの下には約12-16本の共鳴弦が張られている。

そのため、ギターと似たような仕様で作られているエレクトリック・シタールとは、趣きの異なるものである。
共鳴胴は通常ヒョウタン、もしくはユウガオの実(カンピョウの原料)を乾燥させたもので作られる(カボチャや木製、まれに真鍮製のものも同)。また胴体とは別に、棹の上部にも同サイズかやや小振りの共鳴器が付くが、これなども他の多くの撥弦楽器(リュートウードギターなど)とは異なる特徴と言える。
独特のミュートのかかった倍音の豊かな音色(フラジオレット、第一ヘルムホルツ運動→第二ヘルムホルツ運動)は、「」という骨製(木製)の駒でつくられており、三味線の上駒の「」(サワリ)と語源が共通と言われている。
標準的な調弦は六弦を使ったRaga yamanにおいてG D F# A D Dである。
伝統的なインド音楽やインド・ポップスに使用されるが、60年代半ばからは、ヤードバーズジミー・ペイジや、ビートルズジョージ・ハリスン(「ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー」や「ノルウェーの森」で使用された)、ローリング・ストーンズブライアン・ジョーンズ(「黒くぬれ!」で使用された)らが使用したため、欧米のロックファンにもよく知られる楽器になり、ラーガ・ロックと呼ばれた。なお、インドのシタール奏者のラヴィ・シャンカルは、ジョージ・ハリスンのシタールの師匠である。
日本のフォーク・ロック・ポップスでは、ガロのMARKこと、堀内護が「姫鏡台」でシタールを演奏したことにより、邦楽ポップスでは初めて使用されたと言われた。THE ALFEE坂崎幸之助は、「Funky Dog!」のスタジオでのレコーディングにて、シタールを演奏した。現在もDir en greyのギタリスト、などが使用している。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シタール」の詳細全文を読む




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