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シカゴピザファクトリーは、大阪府茨木市に本社をおく株式会社シカゴピザが展開する宅配ピザチェーン。シカゴピザでは宅配ピザチェーン「シカゴピザファクトリー」「シカゴデリータ」、ピザ・パスタのファーストフード店「ボーノ!シカゴ」を展開している。 == 概要 == ピザ生地などを生産するメーカー「トロナジャパン」の一部門が、東京都渋谷区においてデリバリーショップ1号店となる「シカゴピッツァファクトリー渋谷店」を1986年にオープンしたことに始まる〔会社概要 2012年6月18日アクセス〕。フランチャイズ展開により一時は300店舗近くまでその店舗数を増やすが、ピザーラやピザハットなどの同業他社の参入もあって店舗数を減らしている。 トロナジャパンは元々アイスクリーム卸業最大手の藤三商会(京都市)の完全子会社であった。しかし藤三商会は2003年10月に負債総額590億円を抱えて民事再生法に基づく再生手続に入った後、支援企業が見つからずに清算された。そのためトロナ自体も倒産の危機を迎えるが、伊藤忠商事や森永乳業の支援により危機は逃れる。だが、その後も業績が伸びず、2006年8月にすき家などを経営するゼンショーに事業譲渡されることになった。 その後、2008年4月から株式会社トロナジャパンより分社し、宅配ピザチェーン業務に専念するため、新たに株式会社シカゴピザとして事業を開始する事になった。2011年7月にゼンショーはシカゴピザの全株式を投資銀行であるリサ・パートナーズ〔正確には、リサ・パートナーズの子会社である「リサ・キャピタル・マネジメント」が運営する「リサ・コーポレート・ソリューション・ファンド2号投資事業有限責任組合」の100%出資会社である「株式会社CPH」。CPHはリサ・パートナーズからみると「曾孫会社」になる。〕に譲渡し〔 - ゼンショー2011年6月30日付ニュースリリース〕、ゼンショーグループから離脱した(トロナジャパンは冷凍食品卸・通信販売取扱いとしてゼンショーグループに残留)。 2012年、シカゴピザは新たに宅配丼物チェーン「どんぶり名人」の展開を開始した。なお、「どんぶり名人」は「シカゴピザファクトリー」の店舗と併設になっており、宅配も「シカゴピザファクトリー」のものを利用している。 「シカゴピザ」の名称はアメリカ・シカゴののアメリカ風ピザ(同社ではこれを「リトルイタリーピザ」と称している)をベースにしていることによるもので、「」「ディープディッシュピザ」と呼ばれる、具の詰まった厚みのあるピザ(ピザパイ)を提供しているわけではない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シカゴピザファクトリー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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