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コバルト酸リチウム : ミニ英和和英辞書
コバルト酸リチウム[さん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [さん]
 【名詞】 1. acid 

コバルト酸リチウム : ウィキペディア日本語版
コバルト酸リチウム[さん]

コバルト酸リチウム(Lithium cobalt oxide, LiCoO2) はリチウムイオン二次電池正極として用いられる化合物。LiCoO2 の構造は、リチウム層とコバルト酸素原子の八面体で構成されるスラブが交互に積層した構造であることが、理論的にも、 X線回折電子顕微鏡、粉末中性子回折EXAFSなどの手法を用いて実験的にも知られている。結晶の空間群はヘルマン・モーガン記号R\bar 3m であり、菱面体晶系の単位胞に三回回映軸鏡映面を持つ。
LiCoO2 を正極に用いる電池は容量が大きい代償として反応性が高く、リチウム・ニッケル・アルミニウム酸化物系などの新型よりもに欠ける。このため、 LiCoO2 電池は高温 (>130 °C) での使用時や過充電の際に熱暴走の懸念がある。温度が上昇すると、LiCoO2 は分解して酸素を発生し、その酸素が電解質の有機溶媒と反応してしまう。この反応は発熱の大きい反応であり、周囲のセルにまで熱暴走が拡大したり、周囲の可燃物に引火する危険性がある。
この化合物のインターカレーション型電極としての有用性は1980年、オックスフォードのグッドイナフらにより発見された〔
〕。
== 出典 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「コバルト酸リチウム」の詳細全文を読む




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