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グリコールエーテルジアミン四酢酸 : ミニ英和和英辞書
グリコールエーテルジアミン四酢酸[ぐりこーるえーてるじあみんしさくさん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [よん]
  1. (num) four 
: [さん]
 【名詞】 1. acid 

グリコールエーテルジアミン四酢酸 : ウィキペディア日本語版
グリコールエーテルジアミン四酢酸[ぐりこーるえーてるじあみんしさくさん]

グリコールエーテルジアミン四酢酸(グリコールエーテルジアミンしさくさん、ethylene glycol tetraacetic acid、EGTA)は金属イオンキレート剤である。二価および三価の金属イオンと反応し錯体を形成する。
EGTAはの一種であり、同種のよく知られるキレート剤にはEDTAがある。EGTAはEDTAに比べキレート生成定数が低いが、金属イオンに対する特異性が異なり、Mg2+ に比べ、Ca2+Cd2+ に対し選択的に働く。この性質から、カルシウムとマグネシウムの混合液のカルシウム選択滴定をすることができる。ほかには、酵素活性、生体膜、筋肉等における Ca2+ の生理機能解析にも応用される。
生細胞内では通常、Ca2+ の濃度は Mg2+ に比べて少なくとも千倍は低い。よって生細胞内の環境に近い緩衝液を作るときにEGTAが用いられる。四塩基性のEGTAがCa2+に結合したときのは11.00である。このときプロトン化したEGTAは結合にほとんど寄与しないために、pH 7.0では見かけ上のが6.91となる。
実験でEGTAは、セリウム中毒に陥った動物の治療薬としてや、モナザイトからトリウムを分離するために使われる。また、遺伝子組換えによって作製した融合タンパク質タンデムアフィニティ精製をする際に、EGTAを含む溶出用緩衝液を用いてカルモジュリンビーズに結合している融合タンパク質をビーズから溶出させる。
歯科医や歯内治療学においては、EGTAが歯のスメア層を除去するために使われることがある。
== 出典 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「グリコールエーテルジアミン四酢酸」の詳細全文を読む




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