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プロトン化 : ミニ英和和英辞書
プロトン化[ぷろとんか]
protonation
===========================
: [か]
 (suf) action of making something
プロトン化 : ウィキペディア日本語版
プロトン化[ぷろとんか]
プロトン化 (protonation) とは、原子分子イオンプロトン (H+) を付加することである。プロトン化は、脱プロトン化の逆反応である。
プロトン化は最も基礎的な化学反応の1つで、多くの化学量論過程や触媒過程の1段階となっている。イオンや分子の中には、複数のプロトン化が起こって多価塩基になるものもある。これは、多くの生体高分子についても当てはまる。
基質にプロトン化が起こると、質量電荷はそれぞれ1単位増加する。分子やイオンのプロトン化や脱プロトン化は、電荷や質量の他にも、疎水性還元電位光学活性等、様々な化学的性質を変化させる。またプロトン化はエレクトロスプレーイオン化 (ESI) 質量分析等の化学分析を行う際にも必須である。
ほとんどの酸塩基反応では、プロトン化や脱プロトン化が起こる。ブレンステッド-ローリーの酸塩基理論では、他の物質をプロトン化する物質を、他の物質からプロトン化される物質を塩基と定義している。
== プロトン付加の速度 ==
水中ではプロトンは高速で移動できるため、プロトン化の速度は一般的には速い。プロトン化の速度は、基質の酸性度に依存する。弱酸は強酸よりもゆっくりと脱プロトン化される。プロトン化が大きな構造変化を引き起こす時には、プロトン化や脱プロトン化の速度は特に遅くなる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「プロトン化」の詳細全文を読む




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