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キャップカーボネイト : ミニ英和和英辞書
キャップカーボネイト[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

キャップカーボネイト ( リダイレクト:スノーボールアース ) : ウィキペディア日本語版
スノーボールアース[ちょうおん]

スノーボールアース(、雪球地球(せっきゅうちきゅう)、全球凍結(ぜんきゅうとうけつ)、全地球凍結(ぜんちきゅうとうけつ))とは、地球全体が赤道付近も含め完全に氷床海氷に覆われた状態である。スノーボールアース現象とも呼ばれる。当時の地球を宇宙から見ることができれば、右の図のように、文字通り雪のボールのように見えたと考えられる。
== スノーボールアース仮説 ==
地球はその誕生以来何度か氷河期と呼ばれる寒冷な気候に支配される時代があった。現在判明しているもっとも古い氷河期は南アフリカで発見された約29億年前のポンゴラ氷河時代で、最も新しいものは現在も続いている「新生代後期氷河時代」である〔『凍った地球』 p39〕。最近約一万年は氷河期の中で比較的温暖な間氷期とされる。ところが原生代初期のヒューロニアン氷河時代(約24億5000万年前から約22億年前)の最終期と、原生代末期のスターチアン氷河時代およびマリノニアン氷河時代(約7億3000万年前~約6億3500万年前)に、地球表面全体が凍結するほどの激しい氷河時代が存在したという考え方が地球史の研究者の間で主流となりつつある〔『凍った地球』 p39〕。これをスノーボールアース仮説といい、1992年カリフォルニア工科大学の教授がアイデアとして専門誌に発表したのが発端である。その後1998年ハーバード大学の教授が南アフリカナミビアでのキャップカーボネイト調査結果などをまとめて科学雑誌サイエンスに投稿し大きな反響を得た。
この仮説において注目するべき点は、それまで「ありえない」と考えられてきた「全球凍結」という壮絶な環境変動が実際に起こったらしいこと、それが原因となって原生生物大量絶滅(大絶滅)とそれに続く跳躍的な生物進化をもたらしたとされることであろう。たとえば酸素呼吸をする生物の誕生や、エディアカラ生物群と呼ばれる多細胞生物の出現などがスノーボールアース・イベントと密接に関わっていると考えられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スノーボールアース」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Snowball Earth 」があります。




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