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ガウス=マルコフの定理 : ミニ英和和英辞書
ガウス=マルコフの定理[がうす=まるこふのていり]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

定理 : [ていり]
 【名詞】 1. theorem 2. proposition
: [り]
 【名詞】 1. reason 

ガウス=マルコフの定理 : ウィキペディア日本語版
ガウス=マルコフの定理[がうす=まるこふのていり]

ガウス=マルコフの定理(ガウス=マルコフのていり)とは、あるパラメタを観測値の線形結合で推定するとき、残差を最小にするような最小二乗法で求めた推定値が、不偏で最小の分散を持つことを保証する定理である。カール・フリードリヒ・ガウスアンドレイ・マルコフによって示された。
==パラメタ推定==
いま、''n'' 組の観測値 (x_1, y_1), (x_2, y_2), \ldots (x_n, y_n)
を説明するモデルとして、
という形を期待する。推定したいパラメタは ''β'' で、未知である。誤差
''ε''''i'' も未知であるが、以下のような統計的性質は分かっているとする。
# ''E(ε) = 0'' (不偏)
# ''E(ε ε''''T'''') = σ ''''2''''I'' (系列無相関で、分散均一)
# ''E(xε''''T'''') = 0'' (説明変数と無相関)
ここに \epsilon = (\epsilon_1, \epsilon_2, \ldots \epsilon_n)^Tx = (x_1, x_2, \ldots x_n)^T で、''E()'' は平均を取る操作、 ''I'' は単位行列、上付き添字 ''T'' は転置行列を表す。上述のように誤差は未知であるが、パラメタ ''β'' の推定値 \hat が決まれば、残差の平方和 \Sigma_i (\hatx_i - y_i)^2 が計算できる。これを最小にするように \hat を定めるのが最小二乗法である。このようにして求められた推定値は、不偏( E(\hat) = \beta )で他のいかなる ''β'' の線形推定値よりも小さな分散 E((\hat-\beta)^2) を持つ。誤差が正規分布している必要はなく、観測が独立でなくても誤差が無相関であればよい。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ガウス=マルコフの定理」の詳細全文を読む




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