翻訳と辞書
Words near each other
・ アルキメデスの螺旋
・ アルキメデス・カミネーロ
・ アルキメデス・ポゾ
・ アルキメデス双対
・ アルキメデス性
・ アルキメデス立体
・ アルキメデ・モルレオ
・ アルキメンデス
・ アルキメーデ級潜水艦
・ アルキャン
アルキュオネー
・ アルキュオン
・ アルキュタス
・ アルキル
・ アルキルアセチルグリセロホスファターゼ
・ アルキルアルミニウム
・ アルキルグアニングリコシラーゼ
・ アルキルグリコシド
・ アルキルグリセロール
・ アルキルグリセロールモノオキシゲナーゼ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

アルキュオネー : ウィキペディア日本語版
アルキュオネー[ちょうおん]

アルキュオネー (, ) は、ギリシア神話の女性である。同名の女性が複数知られており、有名なものでは、
*アイオロスの娘のアルキュオネー
*アトラースの娘のアルキュオネー
がおり、あまり有名でないものにステネロスの娘、エレペーノールの母がいる。また『イーリアス』によれば、メレアグロスの妻クレオパトラーはアルキュオネーのあだ名で呼ばれたという。
== アイオロスの娘 ==
この女性はアイオロスとエナレテーの娘で、クレーテウスシーシュポスアタマースサルモーネウスデーイオーンマグネースペリエーレースカナケーペイシディケーカリュケーペリメーデーと兄弟。
ケーユクス明けの明星ヘオースポロスの子)の妻。
この夫婦は傲慢さからお互いをゼウスヘーラーにたとえた。そのためゼウスはケーユクスをカツオドリに、アルキュオネーをカワセミに変えたという。
オウィディウスによるとアルキュオネーとケーユクスは大変仲の良い夫婦であったが、ケーユクスは神託伺いのために航海に出て、嵐に遭い、海で死んだ。夫の死をで知ったアルキュオネーが海岸に行くと、海に1体の死体が漂っていた。アルキュオネーはそれが夫であると悟り、夫のもとに行こうとしていつの間にか鳥になっていた。そして夫のもとに飛んで行くとケーユクスもまた鳥になった。神々によって鳥に変えられたのであり、二人は鳥となった後も仲睦まじく暮らした。
なお、オウィディウスではアルキュオネーの父アイオロスは風神アイオロスと同一視されており、自分の子孫であるカワセミが冬、海上でを孵す7日間だけ風を閉じ込めて海が荒れないようにすると述べている。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アルキュオネー」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.