翻訳と辞書
Words near each other
・ イーライ・リード
・ イーライ・ロス
・ イーラス郡 (テキサス州)
・ イーラ・ファヌト
・ イーラーニング
・ イーラーム
・ イーラーム州
・ イーラーン
・ イーラーン・ラーモン
・ イーリア
イーリアス
・ イーリア県
・ イーリオス
・ イーリオスの陥落
・ イーリオネー
・ イーリス
・ イーリャ
・ イーリャン
・ イーリング
・ イーリング・コモン駅


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

イーリアス : ミニ英和和英辞書
イーリアス[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

イーリアス : ウィキペディア日本語版
イーリアス[ちょうおん]

イーリアス』(, , )は、ホメーロスによって作られたと伝えられる長編叙事詩で、最古期の古代ギリシア詩作品である。
== 序説 ==
ギリシア神話を題材とし、トロイア戦争十年目のある日に生じたアキレウスの怒りから、イーリオスの英雄ヘクトールの葬儀までを描写する。ギリシアの叙事詩として最古のものながら、最高のものとして考えられている。叙事詩環(叙事詩圏)を構成する八つの叙事詩のなかの一つである。
元々は口承によって伝えられてきたものである。『オデュッセイア』第八歌には、パイエーケス人たちがオデュッセウスを歓迎するために開いた宴に、そのような楽人デーモドコスが登場する。オデュッセウスはデーモドコスの歌うトロイア戦争の物語に涙を禁じえず、また、自身でトロイの木馬のくだりをリクエストし、再び涙を流した。
『イーリアス』の作者とされるホメーロス自身も、そのような楽人(あるいは吟遊詩人)だった。ホメーロスによって『イーリアス』が作られたというのは、紀元前8世紀半ば頃のことと考えられている。『イーリアス』はその後、紀元前6世紀後半のアテナイにおいて文字化され、紀元前2世紀アレキサンドリアにおいて、ほぼ今日の形にまとめられたとされる〔野町啓『学術都市アレクサンドリア』講談社学術文庫, 2009, 250p. ISBN 4062919613〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「イーリアス」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.