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祇園・長須賀古墳群[ぎおんながすがこふんぐん] 祇園・長須賀古墳群(ぎおんながすがこふんぐん)は、千葉県木更津市の小櫃川下流域沖積平野を中心に、5世紀半ばから7世紀にかけて造営された古墳群である。 == 古墳群の概要 ==
祇園・長須賀古墳群は木更津市の小櫃川下流域の沖積平野上にある、かつて砂丘であった微高地上を中心に築造された。小櫃川下流域には南北方向に4列の砂丘跡が確認されており、海岸から数えて2列目、3列目、4列目の砂丘跡に古墳が造営された。また4列目の砂丘跡が丘陵部に接続する付近や、太田山公園がある丘陵地帯にも古墳が確認されている。古墳群は5世紀半ばから7世紀にかけて造られ、小櫃川流域の首長であった馬来田国造が造営したものと考えられている〔小沢(2007)p.140、白井(2009)pp.21-24〕。 木更津市街地が広がる平野部に築造された祇園・長須賀古墳群は、低湿地の埋め立て用に墳丘が削られ、さらに木更津市の都市化が古墳の消滅に拍車をかける結果となり、現在では消滅してしまった古墳も多い。そして金鈴塚古墳など、一部が残っている古墳もほぼ原型をとどめないほど改変を受けてしまっている。そのため現在、古墳群の全貌を知るのは困難である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「祇園・長須賀古墳群」の詳細全文を読む
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