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硝酸 : ウィキペディア日本語版
硝酸[しょうさん]

硝酸(しょうさん、nitric acid)は窒素オキソ酸で、化学式 HNO3 で表される。代表的な強酸の1つで、様々な金属と反応して塩を形成する。有機化合物のニトロ化に用いられる。硝酸は消防法第2条第7項及び別表第一第6類3号により危険物第6類に指定され、硝酸を 10 % 以上含有する溶液は医薬用外劇物にも指定されている。
濃硝酸二酸化窒素四酸化二窒素を溶かしたものは発煙硝酸赤煙硝酸と呼ばれ、さらに強力な酸化力を持つ。その強力な酸化力を利用してロケットの酸化剤推進剤として用いられる。
== 概要 ==
五酸化二窒素(無水硝酸、N2O5)を水に溶かすと得られる、一価の強酸性の液体で、金属と反応して硝酸塩(水に可溶)を作る。任意の割合で水に溶け、通常「硝酸」という場合には水溶液を指す。
:
\mathrm

濃度の低い硝酸を希硝酸という。市販の濃硝酸は 60 %(''d'' = 1.360 g · cm−3, 13.0 mol · dm−3)あるいは 70 % (''d'' = 1.406 g · cm−3, 15.6 mol · dm−3) の水溶液が普通である。69.8 % の水溶液は共沸混合物となり 123 ℃で沸騰する。
濃硝酸と濃硫酸の混合物である混酸を用いたニトロ化合物の合成などから爆薬が作られ、他にも染料、肥料などの製造に用いる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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