翻訳と辞書
Words near each other
・ 松浦行真
・ 松浦裕美子
・ 松浦親
・ 松浦親 (九郎)
・ 松浦親 (宗金)
・ 松浦観光バス
・ 松浦詩華留
・ 松浦詮
・ 松浦誠信
・ 松浦警察署
松浦豊明
・ 松浦貴之
・ 松浦賢
・ 松浦輝夫
・ 松浦進二
・ 松浦邁
・ 松浦邑
・ 松浦邦
・ 松浦邦男
・ 松浦郡


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

松浦豊明 : ウィキペディア日本語版
松浦豊明[まつうら とよあき]

松浦 豊明(まつうら とよあき、1929年10月5日 - 2011年8月16日)は、日本ピアニスト上野学園大学名誉教授。
== 経歴 ==
大阪府豊中市出身。8歳でピアノを始め、上野児童音楽学園で永井進に師事。東京音楽学校(現東京芸大)ピアノ科に入学するが中退。
1948年、第17回日本音楽コンクールピアノ部門で第1位と特賞を受賞。1950年、デビュー・リサイタルを行い、NHK交響楽団定期演奏会にも参加(プロコフィエフ第3番)。1958年、第1回チャイコフスキー国際コンクールで入賞し、後にメロディアレコードへの録音、1960年・1962年の旧ソ連主要都市巡演につながる。
1958年に国立ベルリン高等学院に留学し、ヘルムート・ロロフに師事。また、イタリアやフランスではヴィルヘルム・ケンプアルトゥール・ルービンシュタインナディア・ブーランジェにも師事。1959年、ロン=ティボー国際コンクールにて第1位グランプリ受賞(日本人初の国際音楽コンクール優勝者となった)。1960年、モナコ王立音楽祭に出演。NHK交響楽団世界一周演奏旅行のソリストとして、スイスのルツェルン音楽祭等、各地で演奏活動やメディア出演をする。同年、毎日芸術賞、大阪府民劇場賞を受賞。1961年、ベルリン国立音楽大学修了、シューベルト賞を受賞。同年、ロン=ティボー国際コンクールの審査員。1963年、日本外務省初の西欧音楽使節としてニューヨーク、南米各地で演奏。
1969年に帰国するまで、ベルリン・ハンブルクを拠点にヨーロッパと日本で演奏活動を行った。帰国後は演奏活動のほかNHK音楽番組での講師や、民放の音楽番組へ数多く出演し、また大学で後進の指導にあたった。1998年には、パリ、ウィーン、ハンブルク、ベルリンでリサイタル(ベルリンではテレビ放映された)。また、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院大学で講義とリサイタルを行い感謝状を授与。1975年のロン=ティボー国際音楽コンクールを始めとし、ブゾーニ国際ピアノコンクール、日本国際音楽コンクール等、数多くの国際コンクールで審査員を務めた。
また、東京芸術大学大阪音楽大学上野学園大学日本大学大学院芸術学研究所にて教授を務め、日本ピアノ教育連盟、日本ショパン協会の各理事を歴任した。
2011年8月16日、心不全のため死去。81歳没。近親者で葬儀を行った後、同年10月22日に報道された〔ピアニストの松浦豊明さん死去 朝日新聞 2011年10月22日閲覧〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「松浦豊明」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.