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李潤基 : ウィキペディア日本語版
李潤基[りじゅんもと]


李潤基(Lee Yun Gi、イ・ユンギ、1947年5月3日- 2010年8月27日)は韓国小説家翻訳家慶尚北道軍威郡出身。〔〔


== 略歴 ==
1947年5月3日慶尚北道軍威郡に生まれる。1977年、中央日報新春文芸に『(白いヘリコプター)』が当選し、文学活動をスタートした。しかし、創作よりは翻訳にもっと力を入れ、約20年間200本以上の翻訳書を出版した。韓国の翻訳文学の新しい地平を開いたと評価されるほど、李の翻訳は新しい創作並みの深さがあり、韓国ではトップレベルと認められている。ウンベルト・エーコの『薔薇の名前』やThomas Bulfinchのギリシャ・ローマ神話などの翻訳が有名である。
また、作家としての李は、翻訳作業を通じて得た豊富な教養と神話に対する該博な知識を元に、韓国文学では珍しい深い象徴と隠喩を小説に導入した作家として知られている。翻訳作業に長く携わりながら言葉の正確な意味について考えてきた作家らしく、李の文体は最も韓国語らしい表現をうまく駆使していると評価され、また深い叙述構造の話を繰り広げる力に優れている。1995年に短編『(蝶ネクタイ)』は、翻訳家として活動してきた李が作家としての帰還を知らせた作品である。小学校からの友達の父がいつもつけていた蝶ネクタイに隠された秘密に関する話である。東仁文学賞受賞作でもある『(隠し絵探し)』は、尊敬される歴史先生と二人の弟子の話を通じて、表の関係だけではわからない人間という存在についての省察を表現した。2010年8月死去。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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