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新潟市新津鉄道資料館 : ウィキペディア日本語版
新潟市新津鉄道資料館[にいがたし にいつてつどうしりょうかん]

新潟市新津鉄道資料館(にいがたし にいつてつどうしりょうかん)は、新潟県新潟市秋葉区に所在する鉄道保存展示施設である。
新潟市が施設の所有かつ運営管理を行っており、同区新津東町二丁目の新潟市新津地域学園内に所在する本館と、同区新津本町一丁目の新津駅東口傍に所在する新津駅中サテライトの2施設から成る。
== 歴史 ==

=== 開館の経緯 ===
新津市(当時)の新津車両所(現在の総合車両製作所新津事業所敷地内)脇に所在した新潟鉄道病院新津分室が1982年(昭和57年)3月を以って廃止されたのに際し、「新津市の鉄道文化を後世に伝承したい」として日本国有鉄道OBや鉄道ファンなどが中心となって資料館の設置を求める動きが起こり、新津市が旧分室の施設を活用して1983年(昭和58年)10月14日鉄道記念日)、「新津市鉄道資料館」として開館した。開館に際し、国鉄OBを中心とした市民から数多くの資料提供を受け、当時の資料数は静態保存車両を含め約2,000点を有した。
その後国鉄が1966年(昭和41年)7月、新潟市下所島(現在の中央区幸西)から新津市西金沢(のちの同市東町、現在の秋葉区新津東町)へ移転した国鉄職員の訓練施設「新潟鉄道学園」が、1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化に際して廃止・閉鎖された後、1997年(平成9年)4月に新津市が施設を買収し公民館施設へ転用されることになり、施設名称を「新津地域学園」とした。加えて鉄道資料館も旧施設の老朽化などから地域学園の別棟へ移転するに至り、1998年(平成10年)4月1日に開館した。この際に静態保存車両は東日本旅客鉄道(JR東日本)へ返却されたが、この移転時にも市民から数多くの資料提供を受けた。
2005年(平成17年)3月21日に新津市が新潟市へ編入合併したのに伴い、地域学園は「新潟市新津地域学園」に改称し、鉄道資料館も現名称に改称した。後述するリニューアル事業着手前の2012年(平成24年)時点において約8,600点の資料を所蔵していた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「新潟市新津鉄道資料館」の詳細全文を読む



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