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ブルーファミリー : ウィキペディア日本語版
ブルーファミリー

ブルーファミリーとは日本競走馬種牡馬である。おもに大井競馬場で走り、羽田盃東京王冠賞東京シティ盃などに勝利した。
== 戦績 ==
馬齢は旧表記を用いる。
1992年9月28日サラ系3才新馬を勝利で飾ると、その後青雲賞京浜盃黒潮盃を含む6連勝を記録。さらに続く羽田盃も5馬身差逃げ切り圧勝し、無敗のまま東京ダービーを迎えた。
新馬戦でゲート入りが悪く、連勝した重賞はすべて外枠希望で〔枠入りを遅くして勝利をおさめていた。1993年当時の東京ダービーは大井競馬場のダート2400メートルで実施されていたが、スタート地点が第3コーナー手前にあり、スタート直後にコーナーカーブを迎えるため、外枠の先行馬は圧倒的に不利であった。主戦騎手的場文男は「ダービーでは外枠希望をしないで欲しい」という旨を再三陣営に伝えていたが、結局調教師の栗田繁が希望したため大外枠からの発走となった〔 らしくない大逃げでダービー初優勝(プレザント) - メルボルン二世5172の日記〕。
ブルーファミリーは単勝オッズ1.1倍という圧倒的人気に推されたが、スタート直後に隣の枠のタイコウストームが外によれ、大外枠からダッシュをつけようとしたブルーファミリーをさらに外へふくれさせたため、戦前の的場の懸念通り逃げることができなかった。また、黒潮盃2着、羽田盃3着からの逆転を狙っていた桑島孝春騎乗のプレザントが逃げの手に出たこともあり、結局2番手からの競馬となり、最後の直線でも伸びきれず5着と敗退した〔REWIND 90's 連載第1回 1993年 東京ダービー - web Furlong〕。
続く初の古馬相手となる東京盃は4着となったが、同世代相手の東京王冠賞はあっさりと逃げ切り二冠を達成。暮れの東京大賞典では的場文男がハシルショウグンに騎乗するため早田秀治に乗り替わるも、逃げばて13着と大敗した。
1994年はふたたび的場文男に手が戻り金盃から始動。ここでは2着に敗れ、続く第17回帝王賞では2番人気に推されるも中央競馬所属馬の前に4着と敗退。さらにオープンの隅田川賞も2着に敗れ休養に入る。
1995年1月4日、第5回東京シティ盃を早田秀治騎乗で逃げ切り優勝。結局これが生涯最後の勝利となった。以後故障休養をはさみながら走り続けるも凡走を続ける。
1997年ホッカイドウ競馬に移籍し、3戦するが結果を残せず引退。種牡馬入りが発表された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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