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飛騨山脈 : ミニ英和和英辞書
飛騨山脈[ひださんみゃく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひ]
 (n) (abbr) rook (shogi)
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
山脈 : [さんみゃく, やまなみ]
 (n) mountain range
: [みゃく]
 【名詞】 1. pulse 

飛騨山脈 : ウィキペディア日本語版
飛騨山脈[ひださんみゃく]

飛騨山脈(ひださんみゃく)は、富山県岐阜県長野県に跨って連なる山脈である。一部新潟県の部分もある。
通称は北アルプスで、木曽山脈(中央アルプス)、赤石山脈(南アルプス)を合わせ日本アルプスと呼ばれる。なお、日本アルプスという呼び名は、イギリス人鉱山技師ウィリアム・ゴーランド(ガウランド)による命名である。
山脈の主要部分は、中部山岳国立公園に指定されている〔1934年(昭和9年)12月4日に指定された。中部山岳国立公園区域の概要  環境省、2010年12月28日閲覧。〕。山脈の最高峰は、標高3,190m奥穂高岳で、富士山北岳に次いで日本で3番目に高い山である。
== 地質学的見地 ==
飛騨山脈は、地殻へのマグマ貫入による隆起とマグマの熱によって地殻の厚み減少が起こり、そこに応力が集中し挫屈し隆起した。活動の初期では圧縮圧力が少なくその後、東西から大きな圧力を受け、褶曲により盛り上がってできた山脈である。位置的には、フォッサマグナ西端の外側で、造山運動前にあった岩石は西南日本を形成する古い地層である。山脈が出来たのは、第三紀で、活動期は2つに分けられる。最初の隆起活動は250万年前から150万年前に活発で、次の活動期は80万年前以降である。
250万年前から現在までのマグマ総噴出量は、1000km3 以上。250万年前から150万年前の活動では、成層火山の玄武岩質単成火山群による大規模火砕流堆積物により、約900km3 。150万年前から80万年前の火成活動の低調な時期には、岩脈・花崗岩類の貫入があった。80万年前から現在までに、成層火山の中規模火砕流堆積物により約240km3〔及川輝樹・原山智 、2001年。〕。
また、飛騨山脈には火山が多く、かつては乗鞍火山帯に区分された〔現在の火山学地質学では、海洋プレート太平洋プレートフィリピン海プレート)が大陸プレート(北アメリカプレートユーラシアプレート)に沈み込むことにより火山が生ずるという理論に基づき、沈み込み帯の大陸プレート側に東日本火山帯西日本火山帯火山フロントが帯状に存在すると考える。「乗鞍火山帯」は地理的な観点だけからの区分で、現在は使われない。〕。対して、木曽山脈・赤石山脈には火山はひとつもない。
飛騨山脈は、太平洋プレート北アメリカプレートの下、さらにその先のユーラシアプレートの下に潜り込むことにより、その力で形成されたものである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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