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領主と奥方の物語 : ミニ英和和英辞書
領主と奥方の物語[れー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

領主 : [りょうしゅ]
 (n) feudal lord
: [ぬし, おも]
 【名詞】 1. owner 2. master 3. lover 4. god 
: [おく]
 【名詞】 1. interior 2. inner part 
奥方 : [おくがた]
 【名詞】 1. lady 2. nobleman's wife
: [ほう]
  1. (n-adv,n) side 2. direction 3. way 
: [もの]
 【名詞】 1. thing 2. object 
物語 : [ものがたり]
  1. (n,vs) tale 2. story 3. legend 
: [ご]
  1. (n,n-suf) language 2. word 

領主と奥方の物語 : ウィキペディア日本語版
領主と奥方の物語[れー]
領主と奥方の物語レー)』(りょうしゅとおくがたのレー、''The Lay of Aotrou and Itroun'' )は、J・R・R・トールキンが1930年に書き、1945年12月にウェルシュ・リヴュー誌(en)で発表された、508行からなる詩である。日本では辺見葉子による日本語訳が1992年にユリイカで発表された。“Aotrou and Itroun”とは、ブルトン語で「領主と奥方」(lord and lady)を意味する。
この詩は、12世紀中英語文学で人気のあった「ブルトン・レー」(en)の形式に基づいており、英雄的・騎士道的価値観とキリスト教との対立、結婚制度との関係を探っている。
==あらすじ==
作中の領主と奥方はブルトン人の貴族である。かれらには世継がなく、領主は魔女に助けを求める。奥方が子を得ると、魔女は領主の前に現れ、自らが妖精コリガン(Corrigan)であることを明かし、報酬として領主の愛を求める。領主はキリスト教の価値観にそった騎士の名誉を犠牲にして、魔女との約束を破る。
:''"愛など与えぬ。わが愛は妻に。''
:''わが妻は産褥にある。''
:''わたしをたぶらかし、''
:''この幽谷のおまえの元へ引き寄せた獣を呪う。"''
コリガンは3日後に死ぬ呪いを領主にかけるが、領主は神意に信頼を置き、このなりゆきを引き受ける。
:''"三日後もわたしは安楽に生きていよう''
:''そして神が望んだときに死ぬだろう''
:''老いによるものか、あるいはいつか''
:''キリスト教徒の勇ましき戦においてか"''
3日後に領主は亡くなる。奥方も心痛のため亡くなり、かれらはともに葬られ、子供たちの成長を見ることはない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「領主と奥方の物語」の詳細全文を読む




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