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電通本社ビル : ミニ英和和英辞書
電通本社ビル[でんつうほんしゃびる]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [つう]
  1. (adj-na,n) (1) connoisseur 2. authority 3. (2) counter for letters, notes, documents, etc. 
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 
本社 : [ほんしゃ]
 【名詞】 1. head office 2. main office 3. headquarters 
: [やしろ]
 (n) shrine (usually Shinto)
ビル : [びる]
 【名詞】 1. (abbr) building 2. bill 3. (P), (n) (abbr) building/bill

電通本社ビル : ウィキペディア日本語版
電通本社ビル[でんつうほんしゃびる]

電通本社ビル(でんつうほんしゃビル)は、東京都港区東新橋にある超高層ビル。汐留再開発地区の東側に位置し、南側は浜離宮庭園に面する。大手広告代理店電通が本社機能を置くほか、低層部と高層部にはレストラン街や劇場がある。
== 概要 ==
築地銀座聖路加ガーデンに分散していた本社機能を集約するべく、電通は1997年国鉄清算事業団が実施した汐留貨物駅跡地の公開入札に応募。2位の香港の企業と僅差で落札した〔目で見る電通史 〕。1999年秋に着工、約3年の歳月をかけ、2002年11月1日に竣工した。オフィス棟はフランスの建築家ジャン・ヌーヴェル、商業施設部分はアメリカの建築家ジョン・ジャーディがデザインを担当した。周囲の景観およびビルで働く約6000人の社員がウォーターフロントを眺められるよう、浜離宮庭園に面した南側を曲面とした、ブーメラン状の断面が採用された〔『建築プロジェクトレビュー 電通本社ビル』p38〕。その南側は東から西に向かって白からグレーにグラデーションがつけられ、西側の角は白く彩られている〔『建築プロジェクトレビュー 電通本社ビル』p30、140-142〕。浜離宮恩賜庭園との景観上の兼ね合いについて、文化庁では「浜離宮は本来海を見るための庭園であり、海を背にした側にビルが建つことによって浜離宮の機能を低下させることはない」との見解を示している〔『建築プロジェクトレビュー 電通本社ビル』p76〕。
* 電通本社の外壁に面するエレベーターは、平均待ち時間を30秒程度に収めるため、1階のエントランスホール・4階・6階・14階・25階・36階・(一部は44階)に停止する高速シャトルエレベーター(左側5基は東芝製・右側5基は日立製)と中速運転のローカルエレベーターを組み合わせたデュアルエレベーターシステムが採用され〔『建築プロジェクトレビュー 電通本社ビル』p86、126〕、建設当時世界最高速の物であったが、あまりの速度に役員が恐怖を感じたため、運転速度が落とされたという逸話がある。また本社ビルのタクシープールは、フランス人建築家ジャン・ヌーベルの不勉強のために、右側通行用に設計、建設されてしまったためもあり、ビル前の道路で乗り降りする社員が多く、周囲を通行するドライバーから顰蹙を買っている。電通側と意見の対立があり本来の制作意図が叶えられなかったこともあり、ジャン・ヌーベル本人は自身の作品として公表されることを望んでいない。
* シャトルエレベーター12基あるうち、真ん中の2基はカレッタ汐留46階スカイレストラン直通エレベーターとして運転されている(三菱製、停止フロア:地下2階・46階)。シャトル6号機は平日8 - 18時の間はオフィス用として地下2階と46階には停止しない。それ以外の時間帯(平日18時以降・土日祝日)はスカイレストラン直通エレベーターとして運行される(日立製)。
* 郵便番号は105-7001(1階)から105-7047(47階)および105-7090(地下・階層不明)と本ビル専用の番号が付けられている。
* 当初の構想では、建物を円筒形とする案〔『建築プロジェクトレビュー 電通本社ビル』p134〕、10階程度までエスカレーターを設ける案〔『建築プロジェクトレビュー 電通本社ビル』p125〕、屋上緑化〔や、ダブルスキン構造として外壁と内壁の間の3mあまりの空間を緑化する案〔『建築プロジェクトレビュー 電通本社ビル』p40、131〕などが考えられたが、コストやメンテナンスの理由から現在の形に落ち着いた。電通四季劇場は、当初は専用劇場ではなく多目的ホールとする予定であった〔『建築プロジェクトレビュー 電通本社ビル』p45〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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