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閻魔あい : ミニ英和和英辞書
閻魔あい[えんま]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

閻魔 : [えんま]
 【名詞】 1. devil 2. ruler of Hades
: [ま]
 【名詞】 1. demon 2. devil 3. evil spirit evil influence 

閻魔あい ( リダイレクト:地獄少女の登場人物#地獄少女 ) : ウィキペディア日本語版
地獄少女の登場人物[じごくしょうじょのとうじょうじんぶつ]

地獄少女の登場人物』(じごくしょうじょのとうじょうじんぶつ)では、テレビアニメ地獄少女』シリーズおよびそれを原作にして漫画テレビドラマ小説ゲーム作品の主な登場人物について詳述する。
「声」はアニメ版で演じた声優、「演」はドラマ版で演じた俳優
なお、各話で登場した依頼人およびターゲットに関しては、各作品の項を参照。
== 地獄少女 ==

; 閻魔 あい(えんま あい)
: 声 - 能登麻美子/演 - 岩田さゆり
: 本作の主人公。小柄で、やや古風なデザインの黒いセーラー服を着た、おとなしそうな長髪の少女。サクランボが好物。
: 地獄通信にアクセスした依頼人の怨みの感情に共鳴すると〔具体的には「地獄通信」にアクセス(依頼)が入り、部屋のパソコン(オリジナルのMacintoshの模様)が自動起動した際。〕、黒地にの花をあしらった振袖(『二籠』では花の種類が増え、『三鼎』では手鞠の模様)を「変身」するが如く瞬時に着て「地獄少女」となり、依頼を忠実に遂行する。三藁からは「お嬢」と呼ばれている。基本的には朴念仁で常に冷静沈着だが、ごくまれに感情を爆発させることもある。『二籠』では多少は感情を表に出す場面もあり、第十話で駄洒落を口にして受けなかった際には顔をほのかに赤らめている。
: 右手首には、ターゲットを地獄に流すための仕事道具である、鈴が付いた数珠のようなものを着けている〔第一期第八話でのみ左手首につけている。〕。
: ターゲットを地獄へ流す際の台詞は、「闇に惑いし哀れな影よ。人を傷つけ貶めて。罪に溺れし業の魂(たま)。いっぺん、死んでみる?」〔『二籠』第十話より。漫画版での表記の違いは、該当項目を参照。〕〔ホビージャパン『地獄少女 オフィシャルビジュアルブック』(ISBN 978-4-89425-466-4)や講談社『公式アニメガイド 地獄少女地獄絵巻』(ISBN 978-4-06-372136-2)などでは「イッペン、死ンデミル?」とカタカナ表記。〕。
: ターゲットを乗せた舟を漕いで地獄へ続く川を下る時は、「この怨み、地獄へ流します」(ドラマ版では、「この怨み、地獄流します」)。この場面では、あいがターゲットに依頼人の怨みを代弁するかのように声を掛けることがある。
: 普段は祖母と2人で、周囲に家が存在しない夕暮れに包まれた里(本記事では便宜上、後述の節で「夕暮れの里」と呼称)に住んでいる。外観は古い藁葺き屋根の家屋で、庭一面に彼岸花が咲いている。その縁側や部屋の中で、あいは紙風船折り紙ビー玉でささやかに遊んだり、縫い物などをしながら暮らしている。また、縦笛を練習したり、金魚を金魚鉢から出したりすることもある〔第一期オープニングアニメーションより。〕ほか、不機嫌な時は障子に指で穴を開ける。地獄少女として出陣する前には襦袢へ着替え、家の隣に流れる川でを行う。その際には、あいの祖母が声だけ登場する。
: 契約方法は、古来日本に伝わる「丑の刻参り」ではなく、赤い糸方式を採用している。その理由については判然としていない。
: 依頼人を地獄へ流すために絶大な力を秘めており、黒い光線や青白い炎を放つことが可能で、その破壊力は古びているとはいえ寺社を簡単に吹き飛ばすほどである。また、第一期第二十話に登場して三藁を軽々と無力化した霊能力者の「地獄少年」ことジル・ドゥ・ロンフェール(〔「ロンフェール」 (l'Enfer) はフランス語で「地獄」を意味することもあり、ジルがフランス人であることがわかる。なお、呼び名を直訳すると「地獄のジル」となる。〕、声 - 福山潤)さえたやすく制圧するほどの能力を持つが、あいの肉体自体は腹部を蹴られただけでもダメージを受けてしまうほど、華奢である。その際のダメージが響き、何度も痛がっている様子が確認できる〔『三鼎』第六話より。〕。
: 正体は、安土桃山時代に村のためと称して「七つ送り」の人柱にされた少女・あいである。好意を寄せていた幼馴染の少年・仙太郎と共に七つ送りの掟を破り、罰として両親と共に地中へ埋められて人柱にされた際、仙太郎が村人による強要を拒み切れずにあいへ土を被せてしまったことから、仙太郎と村人たちへ強い恨みを抱きながら土中で一旦は力尽きるが、その後に蘇生して這い出すと故郷・六道郷(むつみごう)へ火を放ち、村民たちを虐殺するという大罪を犯す。この罪はあまりにも重すぎて地獄でも償いきれず、罰として地獄少女として働く責務を課せられる。そして、責務を果たしていく数百年間、自らの使命について考え続けていた。
: 輪入道の台詞によれば「お嬢が寡黙なのは、地獄で課せられた罰を私心を閉ざして遂行しているため」。第一期終盤で初めて感情を露にした後、『二籠』、『三鼎』と過ごすにつれてわずかながら赤面したり不機嫌な表情を見せたり、ラジオ番組へはがきを投稿してその結果に反応するといった、人間味を感じさせる描写も見られるようになる。
: 『二籠』最終話では掟に背き、悪辣な住民たちから迫害されていた拓真を助けるため、地獄流しから解放して現世で過去の自分と同様に白襦袢姿の人間へ戻った後、自らの大罪や地獄流しに対する結論を出す。その結論とは、自らの死をもって怨みの連鎖を断ち切ることであった。やがて両親の魂が開放される中、自らが地獄へ消えることで、遂に責務を終える。漫画版では、この時点から御景ゆずきへ憑依する時点(西暦2018年)までに現世では10年以上が経過しており、その間に地獄通信の公式サイトも消失していた。
: 『三鼎』では、霊として現世と冥界の狭間をさまようゆずきへ地獄少女としての役割を引き継がせるため、彼女に憑依することで復活を果たす。依頼遂行の際の「変身」も、ゆずきの絶叫と共に彼女の体内から羽化のように出現し、輪入道に乗らないままターゲットの元へ参じるなど、過去2作とは全く異なるものとなっていたが、六文燈籠の日に地獄から魂を送られたことで、ゆずきの身体から離脱した(漫画版では、身体が元に戻ったことでゆずきへ憑依する前と同様の「変身」を行っている)。その後、ゆずきが自らの運命を受け入れて地獄少女になったと同時に一時は地獄へ戻るが、彼女が掟を破って私怨で地獄流しを行おうとした際にそれを制止するため、再び現世へ姿を現す。最後は、ゆずきの罰を代わりに受けて彼女を成仏させ、自らは人間の恨みが無くなるまで(事実上、人間が現世から1人残らずいなくなるまで)解放されない、永遠の地獄少女となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「地獄少女の登場人物」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 List of Hell Girl characters 」があります。




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