翻訳と辞書
Words near each other
・ 関東鉄道キハ100形気動車
・ 関東鉄道キハ2000形気動車
・ 関東鉄道キハ2100形気動車
・ 関東鉄道キハ2200形気動車
・ 関東鉄道キハ2300形気動車
・ 関東鉄道キハ2400形気動車
・ 関東鉄道キハ300形気動車
・ 関東鉄道キハ310形気動車
・ 関東鉄道キハ350形気動車
・ 関東鉄道キハ5000形気動車
関東鉄道キハ532形気動車
・ 関東鉄道キハ610形気動車
・ 関東鉄道キハ715形気動車
・ 関東鉄道キハ751形気動車
・ 関東鉄道キハ753形気動車
・ 関東鉄道キハ755形気動車
・ 関東鉄道トキ250形貨車
・ 関東鉄道バス
・ 関東鉄道取手営業所
・ 関東鉄道土浦営業所


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

関東鉄道キハ532形気動車 : ミニ英和和英辞書
関東鉄道キハ532形気動車[かんとうてつどうきは532がたきどうしゃ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [せき, ぜき]
 (suf) honorific added to names of makuuchi and juryo division sumo wrestlers
関東 : [かんとう]
 (n) Kantou (eastern half of Japan, including Tokyo)
: [ひがし]
 【名詞】 1. east 
: [てつ]
 【名詞】 1. iron 
鉄道 : [てつどう]
 【名詞】 1. railroad 
: [けい, かたち, ぎょう]
  1. (suf) shape 2. form 3. type
: [げ, き]
  1. (suf) (uk) seeming 2. giving the appearance of 3. giving one the feeling of
気動車 : [きどうしゃ]
 (n) train powered by a diesel or internal-combustion engine
: [どう]
 【名詞】 1. motion 2. change 3. confusion 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 

関東鉄道キハ532形気動車 : ウィキペディア日本語版
関東鉄道キハ532形気動車[かんとうてつどうきは532がたきどうしゃ]

関東鉄道キハ532形気動車(かんとうてつどうキハ532がたきどうしゃ)は、関東鉄道竜ヶ崎線向けとして1981年に製造した通勤型気動車である。
== 製造経緯 ==
竜ヶ崎線では、1971年8月5日より第二次世界大戦後の日本の私鉄では初実施〔第二次世界大戦前では1927年10月に岡山県の井笠鉄道が自社在籍の20人乗り小型ガソリンカーについて車掌省略運転の特別認可を得ており、これが確認される日本最古の私鉄におけるワンマン営業運転例となる。〕となるワンマン運転を開始していた。
同線ではワンマン運転実施の直前にあたる1970年に、廃止となった江若鉄道から譲受したC28SM形キハ5121(関東鉄道キハ520形キハ521)、L29SM形キハ5122(関東鉄道キハ520形キハ522)、それにC25M形キハ5123(関東鉄道キハ530形キハ531)と、液体式変速機と電磁空気リンク式総括制御装置を搭載し総括制御に対応する18 - 19m級大型車3両が入線〔他にキハ5121・キハ5122の間に挟まれる中間車としてC22M形ハ5010(関東鉄道キサハ70形キサハ71)も入線していたが、これはワンマン運転開始までに常総線へ転属、その後筑波線へ再転属となっている。〕し、在籍車両の体質改善が一気に行われていた。だが、その一方でこれらの入線以前から在籍していたキハ41300形キハ41302(元国鉄キハ41300形キハ41335→キハ04形キハ04 36)も、変速機をD211機械式変速機から新潟コンバーターDB100液体式変速機へ交換し、ワンマン化改造を施した上で継続運用されていた。
これら4両の内、旧江若鉄道車については江若鉄道時代にエンジンと変速機を全て交換し、しかも180PS級のDMH17B・Cを搭載していたことから、1975年末から1976年末にかけて大栄車輌にて老朽化した車体の新造・取替を実施した。
しかし、キハ41302については製作年度こそ他の3両と大差なかったものの車両としての寸法が15m級と小さく、公称定員を100名とされたものの収容力が充分でないためキハ520・キハ530形の検査時などにそれらの運用を完全に肩代わりすることが難しく、エンジンも120PS級のDMF13Cと非力、また液体式変速機搭載とはいえ電磁空気リンク式総括制御機能を搭載しておらずラッシュ時に他車と併結運転を行うことができない、など様々な問題を抱えていた。そのため、そのままの機器構成で他形式に準じた大型車体への載せ替えによる更新を実施しても問題の解決とはならず、そもそも同車が装着するTR26台車が他車と同様の19m級大型車体の搭載に耐えられる設計でなかったこともあって、車体の老朽化が進行した1970年代後半には別途代替車両を用意する必要に迫られていた。
そこで1979年筑波鉄道および鹿島鉄道の関東鉄道からの分社の際に、筑波線に在籍していたもう1両の江若鉄道に由来する気動車であるキハ510形キハ511(2代目)(元江若鉄道C29M形キハ5120)を車体更新改造の上で竜ヶ崎線に転籍させ、老朽化の著しいキハ41302と代替することが計画された。
しかし、このキハ511は諸事情から長期にわたって筑波鉄道真鍋車庫に留置されたまま改造されず〔キハ511(2代)は最終的には本形式の製作が決定した後、1981年5月に除籍、同年7月に筑波鉄道へ正式譲渡され、外板張り替えやエンジン換装などの大がかりな修理を実施の上で運用に復帰した。〕、最終的に竜ヶ崎線用キハ41302代替車は、常総線用キハ310形と同様に国鉄から払い下げを受けたキハ20系の機器を流用、これにキハ530形キハ531に準じた車体を新製して組み合わせた、車籍上新車〔これに対し、常総線向けキハ310形は書類上国鉄より払い下げのキハ16・キハ17形の更新改造車となっており、旧番号を持つ。〕扱いの準新造車として製作されることとなった。
こうして新潟鐵工所で完成した竜ヶ崎線向け準新造車はキハ530形キハ531の続番としてキハ532形キハ532と形式称号・記号番号を与えられ、1981年12月に竣工、入籍した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「関東鉄道キハ532形気動車」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.