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開聞岳 : ウィキペディア日本語版
開聞岳[かいもんだけ]

開聞岳(かいもんだけ)は、鹿児島県薩摩半島の南端に位置する標高924m火山1964年(昭和39年)3月16日に、霧島屋久国立公園に指定された〔霧島屋久国立公園 環境省自然環境局〕 。日本百名山深田久弥の著書『日本百名山』(朝日新聞社、ISBN 4-02-260871-4)〕、新日本百名山岩崎元郎の著書『ぼくの新日本百名山』(朝日新聞社、ISBN 4-02-261526-5)〕及び九州百名山に選定されている。山麓の北東半分は陸地に、南西半分はに面しており、見事な円錐形の山容から別名薩摩富士とも言う。所在地は鹿児島県指宿市
== 歴史 ==
4,000年前頃活動を開始し、有史以降の噴火記録は6世紀ごろからあり、貞観16年3月4日(ユリウス暦874年3月25日)と仁和元年(885年)7月・8月に大噴火を起こした。このとき、山頂に溶岩円頂丘が噴出し、現在の二段式の山容となった。山体は主に粘性の少ない玄武岩だが山頂付近の溶岩ドームは安山岩でできている。
7世紀末頃の噴火による噴出物の堆積層は青コラ、9世紀末頃のそれは紫コラと呼ばれており、薩摩半島南部で広く見られる地層である。噴火の年代が分かっているので、発掘対象の遺跡の遺物がこれらの地層の上下どちらから出てくるかで、この時代の生活の変化などを知る重要な手がかりとなっている。7世紀末の噴火では被害を受けつつも、古墳時代の様式を残した生活が続いていたが、9世紀末の噴火では大きな被害を受けて集落が放棄されるなど大きな生活の変化が起きていることが判明している。橋牟礼川遺跡は9世紀末の噴火によって放棄された代表的な集落である。
2000年平成12年)12月12日から下旬にかけて、噴気が観測された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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