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金 史良（キム・サリャン、1914年3月3日 - 1950年10月?）は、朝鮮の小説家。本名は金時昌（キム・シチャン）。日本語・朝鮮語両方で創作した。「在日朝鮮人文学」の先駆的存在である。 == 若年期 == 金史良、本名金時昌は1914年（大正3年）3月3日、日本統治時代の朝鮮平壌府陸路里102番地で生まれた〔金史良-その抵抗の生涯-, p.3〕。母と姉は熱心なキリスト教徒であり〔金史良-その抵抗の生涯-, p.12〕、一族は平壌屈指の富裕層で、兄の金時明はのちに朝鮮人としては最初の朝鮮総督府専売局長に就任した〔金史良-その抵抗の生涯-, p.31〕。 平壌高等普通学校5年の時の1932年（昭和7年）冬に、留学のため初めて日本に渡る〔金史良-その抵抗の生涯-, p.9〕。当時の一般的な朝鮮人学生とは異なり、金史良は日本への留学は本意ではなく、北京の大学に憧れていたという〔金史良-その抵抗の生涯-, p.10 エッセイ「エナメル靴の捕虜」「母への手紙」でみられる〕。 1933年（昭和8年）に兄の母校である（旧制）佐賀高等学校（現・佐賀大学）文科乙類に入学する〔金史良-その抵抗の生涯-, p.34〕。このころから日本語による創作をはじめる。卒業記念誌に「荷」を発表したのが、公表された作品のはじめである〔金史良-その抵抗の生涯-, p.35〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「金史良」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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