翻訳と辞書
Words near each other
・ 酸化チタン
・ 酸化チタン(IV)
・ 酸化テクネチウム(VII)
・ 酸化テルビウム
・ 酸化テルビウム(III)
・ 酸化デンプン
・ 酸化トリウム
・ 酸化トリブチルスズ
・ 酸化ナトリウム
・ 酸化ニッケル
酸化ニッケル(II)
・ 酸化ニッケル(III)
・ 酸化ハフニウム(IV)
・ 酸化バナジウム
・ 酸化バナジウム(II)
・ 酸化バナジウム(V)
・ 酸化バリウム
・ 酸化ビスマス
・ 酸化フッ素
・ 酸化プルトニウム(IV)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

酸化ニッケル(II) : ミニ英和和英辞書
酸化ニッケル(II)[さんかにっける]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [さん]
 【名詞】 1. acid 
酸化 : [さんか]
  1. (n,vs) oxidation 
: [か]
 (suf) action of making something

酸化ニッケル(II) : ウィキペディア日本語版
酸化ニッケル(II)[さんかにっける]

酸化ニッケル(II)(Nickel(II) oxide)は、化学式がNiOの無機化合物である。ニッケル酸化物はこの他に酸化ニッケル(III)二酸化ニッケルなどが報告されているが、酸化ニッケル(II)は唯一詳しい構造が判明しているニッケル酸化物である 。NiOの鉱物に黄褐色のブンゼナイトがあるが非常に稀少である。ニッケルを少量含み緑色に着色した鉱物は他にクリソプレーズ(緑玉髄)がある。
== 合成と性質 ==
NiOはNi(OH)2, Ni(NO3)2, NiCO3のようなニッケル(II)化合物を熱分解することで純度の高い緑色の粉末として得られる〔。金属ニッケルを酸素中で熱すると不定比性の灰色から黒色の粉末が得られる〔。NiOは塩基性酸化物である。
水にはほとんど不溶であるが酸に溶解し、緑色の水和ニッケルイオンを生成する。一方加熱により結晶化したものは酸に溶解しにくい。
: NiO + 2 H+(aq) → Ni2+(aq) + H2O
アンモニア水に徐々に溶解し淡青紫色のアンミン錯体を生成する。アルカリ水溶液にはほとんど溶解しない。
: NiO + 6 NH3 + H2O → 2+ + 2 OH
水素ガス中で加熱することにより還元されて金属ニッケルを生成する。
: NiO + H2 → Ni + H2O

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「酸化ニッケル(II)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.