翻訳と辞書
Words near each other
・ 豆腐寿司
・ 豆腐小僧
・ 豆腐屋
・ 豆腐屋の四季
・ 豆腐屋ジョニー
・ 豆腐屋直次郎の裏の顔
・ 豆腐干
・ 豆腐料理
・ 豆腐田楽
・ 豆腐町遺跡
豆腐百珍
・ 豆腐竹輪
・ 豆腐粕
・ 豆腐餻
・ 豆臭
・ 豆苗
・ 豆莫婁
・ 豆蔵
・ 豆蔵ホールディングス
・ 豆薯


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

豆腐百珍 : ミニ英和和英辞書
豆腐百珍[とうふひゃくちん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [まめ]
  1. (n,pref) (1) beans 2. peas 3. (2) (as a prefix) miniature 4. tiny 
豆腐 : [とうふ]
 【名詞】 1. tofu 2. bean-curd 
: [ひゃく]
  1. (num) 100 2. hundred 
: [ちん]
  1. (adj-na,n) rare 2. curious 3. strange 

豆腐百珍 : ウィキペディア日本語版
豆腐百珍[とうふひゃくちん]
豆腐百珍』(とうふひゃくちん)は、天明2年(1782年)に刊行された、100種類の豆腐料理の調理方法を解説した料理本である。
醒狂道人何必醇(すいきょうどうじんかひつじゅん)の戯号で著されているが、大坂で活躍した篆刻家曽谷学川の著述とされる。版元は大阪の春星堂藤屋善七。この本は好評を博し、『豆腐百珍続編』、『豆腐百珍余録』などの続編が刊行され、さらには蒟蒻甘藷の百珍本が刊行されるなどのブームとなった。
==概要==
豆腐百珍では、豆腐料理を以下の6段階に分類・評価している。
*尋常品:どこの家庭でも常に料理するもの。木の芽田楽飛竜頭など26品。
*通品:調理法が容易かつ一般に知られているもの。料理法は書くまでもないとして、品名だけが列挙されている。やっこ豆腐焼き豆腐など10品。
*佳品:風味が尋常品にやや優れ、見た目の形のきれいな料理の類。なじみ豆腐、今出川豆腐など20品。
*奇品:ひときわ変わったもので、人の意表をついた料理。蜆もどき、玲瓏豆腐など19品。
*妙品:少し奇品に優るもの。形、味ともに備わったもの。光悦豆腐、阿漕豆腐など18品。
*絶品:さらに妙品に優るもの。ただ珍しさ、盛りつけのきれいさにとらわれることなく、ひたすら豆腐の持ち味を知り得るもの。湯やっこ、鞍馬豆腐など7品。
国立国会図書館に所蔵されているほか、現代語に翻訳し注釈を加えたものが新書版で出版されている(『豆腐百珍 原本現代訳』教育社新書ISBN 978-4315506846)。
なお、国立国会図書館・近代デジタルライブラリーでは、1889年大坂で発行された、近代仮名遣い「豆腐百珍」という書物のデジタルスキャン画像を閲覧できる。豆腐名の上に四角く囲んだ一、二、と番号を付けて百まで続くところなどは、元祖「豆腐百珍」と同じレイアウトだが、著者は淮南狂道人とあり、前述のような「豆腐格付け」はされていない。内容も、例えば元祖「豆腐百珍」では「叩き豆腐」の56番が「しき味噌豆腐」とあるなど差異が多い。そのため、元祖「豆腐百珍」出版から100年後の豆腐百珍を改めて紹介したものか、もしくは題名をヒット本にあやかったものと推測される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「豆腐百珍」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.