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諏訪哲史 : ウィキペディア日本語版
諏訪哲史[すわ てつし]

諏訪 哲史(すわ てつし、1969年10月26日 - )は、日本の小説家随筆家評論家
== 来歴 ==
愛知県名古屋市出身。幼少期には宮城県仙台市で5年ほど過ごした。小学校時代から一週間に十冊の本を読んだ。
愛知県立名古屋西高等学校國學院大學文学部哲学科卒業。大学在学中から卒業後まで独文学者の種村季弘に文学・美術・宗教・思想など広範な分野にわたり個人指導を受ける。卒論は西欧十九世紀末芸術ラファエル前派論〔群像2007年9月号「芥川賞受賞記念対談+谷川渥」〕。哲学科では美学者谷川渥にも師事した。
1992年から名古屋鉄道で勤務する傍ら、種村季弘に読んでもらうために詩作を行なう。1998年、名鉄を退社し、2年間引きこもった末に書き上げた初の小説「アサッテの人」で種村季弘に認められる。30歳で再就職。2004年、種村季弘が死去。2006年、諏訪の実父が死去。この時期、亡父と同じ躁鬱病双極性障害)を発症し、生涯にわたる治療が始まる〔文學界2007年9月号随筆「神々との里程」〕。失意の内に初めて投稿した「アサッテの人」が、2007年に第50回群像新人文学賞を受賞。同年に同作品で第137回芥川龍之介賞を受賞する。この2つの賞の同時受賞は村上龍以来の31年ぶり。脱稿から8年後の受賞だった。この作品には、幼いころ吃音に苦しんだ経験が投影されている。
変幻自在な文体を駆使し、<自意識の哲学>を追究する作風であると評される。小説集『領土』では詩的な文体と物語の幻想性を同居させている。
2012年刊の『スワ氏文集(すわし・もんじゅう)』ではコラムニスト、随筆家として、2014年刊の『偏愛蔵書室』では詩・小説・漫画などを対象に批評家としての仕事を行なう。谷川渥は『偏愛蔵書室』について、「批評家」諏訪哲史の面目躍如、と評した〔図書新聞2015年1月10日付〕。
連載中のコラムに「うたかたの日々」(毎日新聞購読者向け雑誌・毎日夫人、2014年~、月刊)がある。
2009年から6年間愛知淑徳大学で教鞭を執った〔毎日夫人2015年7月号「うたかたの日々」〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「諏訪哲史」の詳細全文を読む




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