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詞 : ウィキペディア日本語版
詞[し]

(し)は、中国における韻文形式の一つ、あるいは歌謡文芸の一つ。
代に隆盛したので宋詞(そうし)ともいう。五代では雑曲曲子詞(きょくしし)とも呼ばれた。またに対して詩余(しよ)とも言われ、長短不揃いの句で構成されることから長短句(ちょうたんく)ともいう。曲に合わせて詞が書かれたので、詞を埋めるという意味填詞(てんし)、音楽に合わせるという意味で倚声(いせい)とも言われる。日本語では(し)と同音であるため、区別しやすく中国語音からツーと呼ばれることがある。
後代には音楽に合わせて作られるのではなく、前人の作品の平仄に合わせて作られるようになったため、と同様、朗読される詩歌の一種となった。
詞調に合わせて詞が作られるが、詞調ごとに形式が決められており、例えば「憶江南」では、句の字数が3・5・7・7・5、押韻が2・4・5句目と決められている。
== 題名 ==
詞調には特定の名称が決められており、これを詞牌(しはい)という。詞の題名には詞牌が使われており、詩のように内容による題はつけられない。その代わり、詞牌の下に詞題が添えられたり、小序が作られた。ただし、後代には内容による詞題が設けられることもあった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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