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西明寺本坊庭園 : ミニ英和和英辞書
西明寺本坊庭園[さいみょうじ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

西 : [にし]
 【名詞】 1. west 
: [てら]
 【名詞】 1. temple 
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 
: [にわ]
 【名詞】 1. garden 
庭園 : [ていえん]
 【名詞】 1. garden 2. park 
: [その]
  1. (n,n-suf) garden (esp. man-made) 2. park 3. plantation 

西明寺本坊庭園 ( リダイレクト:西明寺 (滋賀県甲良町)#文化財 ) : ウィキペディア日本語版
西明寺 (滋賀県甲良町)[その]

西明寺(さいみょうじ)は滋賀県犬上郡甲良町にある天台宗仏教寺院山号を龍応山(りゅうおうざん)と称する。本尊薬師如来開基は三修上人である。金剛輪寺百済寺とともに「湖東三山」の1つに数えられる。西国薬師四十九霊場第三十二番札所。
== 歴史 ==
琵琶湖の東、鈴鹿山脈の西山腹に位置する。寺伝によれば平安時代初期、三修上人の創建という。三修上人は、修験道の霊山として知られる伊吹山(滋賀・岐阜の県境にある)の開山上人と伝えられる半ば伝説化した行者である。伝承によれば、琵琶湖の西岸にいた三修上人は、湖の対岸の山に紫の雲のたなびくのを見て不思議に思った。そこで神通力を用いて一気に水面を飛び越え、対岸に渡ると、今の西明寺のある山の中の池から紫の光がさしていた。三修上人がその池に祈念すると、薬師如来の像が出現し、その姿を刻んで祀ったのが寺のはじまりであるという。寺のある場所の地名を「池寺」というのは、この伝説に基づいている。承和3年(836年)には仁明天皇の勅願寺となり、寺領が寄進され、諸堂が建築されたという。「西明寺」の寺号は前述の紫の光が西の方へさしていたことによる。〔(白洲、1992)、p.87 - 88〕
上述の承和3年建立を立証する史料はない。しかし、現存する本堂、三重塔は鎌倉時代の本格的な建築であり、この頃にはかなりの規模を有していたものと思われる。〔(濵島、1992)、p.92 - 93〕
元亀2年(1571年)、比叡山延暦寺の焼き討ちを行った織田信長は、近江国にある比叡山傘下の天台寺院をも焼き払うことを命じ、西明寺も信長配下の武士によって焼き討ちの運命にあった。しかし、寺僧の機知により、山門近くの房舎を激しく燃やし、全山焼失のように見せかけたため、山奥に位置する本堂や三重塔は焼失をまぬがれたという。この兵火の後は荒廃していたが、徳川家などの庇護を受けて徐々に復興し、近代に至っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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