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薄墨羊羹 : ミニ英和和英辞書
薄墨羊羹[うすずみようかん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [すすき]
 (n) Japanese pampas grass
薄墨 : [うすずみ]
 (n) thin or diluted ink
: [すみ]
 【名詞】 1. ink 
: [ひつじ]
 【名詞】 1. sheep 
羊羹 : [ようかん]
 (n) sweet bean jelly
: [あつもの]
 (n) broth made of fish and vegetables

薄墨羊羹 : ウィキペディア日本語版
薄墨羊羹[うすずみようかん]

薄墨羊羹(うすずみようかん)とは、愛媛県松山市の「中野本舗」が製造している羊羹。松山銘菓の一つに数えられる。
== 概要 ==
名の由来は、地元に伝わる伊予節に謡われた「薄墨桜」にちなむもの。薄墨桜は、大楽山東光院西法寺の縁起によると、上代にある皇后道後温泉湯治に来られた際に、勅命によって西方寺(西法寺は16世紀頃まで西方寺と称した)で祈祷を行ったところ、快癒したので、勅使が来られ薄墨の綸旨を添えて下賜された。このほか、勅命により一山上げて祈祷したところ平癒されたので綸旨を賜ったとするもの、平安時代に藤原良房の死後、荼毘に付したときの煙に触れて桜の色が薄墨色になったとするものなど、いくつかの説がある。
この古事に因む「薄墨桜」は、現在も松山市北部の下伊台町の西法寺境内にあり、松山の桜の名所の一つとなっている。ヤマザクラ系の一種とされる。境内には薄墨桜を詠んだ柳原極堂の句碑がある。市指定の天然記念物。
また、一説によると江戸時代から「桜羊羹」として桜色をした羊羹が作られていたが、それが継承されて「薄墨羊羹」となったという。
現在の薄墨羊羹は、1874年(明治7年)に松山在住の中野元三郎が、独自の製法により製造を開始し創業した。伝統的な一面船流しと呼ばれる大判の型に流し込んだ商品がメイン。羊羹を切ると、中に含んだ豆があたかも夜桜の花びらが舞うように見えるとされる。茶菓子、贈答、土産物等に用いられ、同社の店舗のほか、空港の売店等でも購入できる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「薄墨羊羹」の詳細全文を読む




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