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蒸散 : ミニ英和和英辞書
蒸散[じょうさん]
(n,vs) evaporation
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蒸散 : [じょうさん]
 (n,vs) evaporation
蒸散 : ウィキペディア日本語版
蒸散[じょうさん]

蒸散(じょうさん、transpiration)とは、植物の地上部から大気中へ水蒸気が放出される現象である。蒸散の大部分はの裏側で起こるが、これは、蒸散の行われる気孔が裏側に集中しているためで、葉の表側や果実においても見られる。
単なる水分の蒸発が受動的な現象である一方、蒸散は生物体による能動的な調節、特に気孔の開閉制御が関与する点で異なる。ただし気孔を完全に閉じた状態でも、クチクラ層を通しての蒸散は行われる。気孔を通じて行われる蒸散を気孔蒸散(stomatal transpiration)、クチクラ層を通して行われる蒸散をクチクラ蒸散(cuticular transpiration)と呼ぶ。
== 概論 ==

気温の高い日中は、葉や茎といった器官から蒸散が盛んに行われ、植物の地上部の水分含量が低下する。これにより地上部と地下部との水ポテンシャル勾配が大きくなると、水は木部を介してから吸い上げられる。根においては、水分は植物体と土壌との浸透圧差により移動し、無機塩類やその他の養分と共に植物体へ吸収される。このように植物体内における水の移動は、蒸散を起点とする水ポテンシャルの変化により引き起こされている。
また、蒸散は水分の蒸発自体を目的として行われるほか、植物が光合成に要する二酸化炭素を大気中から取り込む際の気孔開閉にも付随して起こる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「蒸散」の詳細全文を読む

蒸散 : 部分一致検索
蒸散 [ じょうさん ]

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「 蒸散 」を含む部分一致用語の検索リンク( 19 件 )
クチクラ蒸散
不感性蒸散
不感蒸散
感知性蒸散
有感蒸散、発汗
気孔蒸散
発汗、蒸散
相対蒸散
精神性発汗(蒸散)
蒸散
蒸散係数
蒸散効率
蒸散器
蒸散孔
蒸散比
蒸散法
蒸散流
蒸散率
蒸散量



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