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葫 ( リダイレクト:ニンニク ) : ウィキペディア日本語版
ニンニク


ニンニク(蒜、大蒜、葫、忍辱〔木村修次・黒澤弘光『大修館現代漢和辞典』大修館出版、1996年12月10日発行(436ページ)〕、学名:)はユリ科ネギ属の多年草で、球根(鱗茎)を香辛料として用いる。
日本ではニンニクやノビル(野蒜)など鱗茎を食用とする臭いの強い(ネギ属の)植物を総称して蒜(ひる)と呼んでいたが、特にノビルと区別する場合にはオオヒル(大蒜)とも称した。生薬名は大蒜(たいさん)。語源は困難を耐え忍ぶという意味の仏教用語の「忍辱」とされる。
5月頃に白い小さな花を咲かせるが、栽培時には鱗茎を太らせるために花芽は摘み取る。摘み取った茎は柔らかい物であれば野菜として利用される。
一般的に見かけるニンニクは分球ニンニクがほとんどであるが、一片種と呼ばれる中国のプチニンニクなどの品種もある。
ジャンボニンニクあるいは無臭ニンニクと呼ばれるものはニンニクとは別種であり、リーキ(ポロネギ)の1変種である。
== 歴史 ==
原産地は中央アジアと推定されるが、すでに紀元前3200年頃には古代エジプトなどで栽培・利用されていた。また、現存する最古の医学書『エーベルス・パピルス』(en) には薬としても記載されている。中国には紀元前140年頃伝わり、日本には中国を経て8世紀頃には伝わっていたと見られる〔林輝明「薬になる動植物:第38回葫(ニンニク)」『漢方医薬新聞』2009年12月10日、3面。〕。
日本では禅宗で「不許葷酒入山門」とされたように、強壮作用が煩悩(淫欲)を増長するとされて仏教僧侶の間ではニラネギ等とともに五辛の1つとして食が禁じられた。漢字表記の「蒜」「大蒜」は漢語に由来する一方、仏教用語の「忍辱(にんにく)」がニンニクの語源となったとされる〔。『大和本草』巻之五 草之一 菜蔬類では、悪臭甚だしくとも効能が多いので人家に欠くべからざるものと評価された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Garlic 」があります。




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