翻訳と辞書
Words near each other
・ 菊
・ 菊 (プッチーニ)
・ 菊 (姓)
・ 菊ごぼう
・ 菊ちゃん
・ 菊づくし
・ 菊と刀
・ 菊の前
・ 菊の司酒造
・ 菊の御紋
菊の着綿
・ 菊の節句
・ 菊の紋章
・ 菊の花
・ 菊の酒
・ 菊の間
・ 菊ひろ子
・ 菊まつり
・ 菊もみ
・ 菊スカウト


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

菊の着綿 : ミニ英和和英辞書
菊の着綿[きくのきせわた]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [きく]
 【名詞】 1. chrysanthemum 
: [ちゃく]
  1. (n,suf) (1) counter for suits of clothing 2. (2) arriving at .. 
綿 : [わた]
 【名詞】 1. cotton 2. padding 

菊の着綿 : ウィキペディア日本語版
菊の着綿[きくのきせわた]
菊の着綿(きくのきせわた)とは重陽の節句に行われる宮中の習慣。重陽の季語でもある。
平安時代の貴族の習慣で、重陽の日に菊の花に植物染料で染めた黄色の真綿を被せ、明くる早朝に朝露を含んだ綿を菊より外し、その綿で体を拭えば菊の薬効により無病であるという。
中国の伝説に、上流に菊の花園がある滝の菊の花びらが漬かった水を飲んだ人が長寿を得たというものがあり、また能の「枕慈童」に中国の故事として菊の露を飲んで不老不死になった少年が登場するなど、菊を服用するなどして薬効を得るのはもとは中国の習慣であったと思われる。また、室町時代には菊酒という菊を浸した酒を飲むことも行われるようになった。
いずれも古くは京都・上方地域の一部に残った風習であったが、昨今ではみられなくなった。
== 関連項目 ==

*重陽節会


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「菊の着綿」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.