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荒布 ( リダイレクト:アラメ ) : ウィキペディア日本語版
アラメ[ぬの]

アラメ(荒布、学名:)は、コンブ目アラメ属に属する褐色の褐藻の1種である。長さは0.5〜1mで、二股に分かれた茎部の先にはたきのような側葉を持つ(種小名も「二輪の」という意味である)。水深2〜3mの岩礁上に密な群落(海中林)を形成する。アワビなどの貝類を含む無脊椎動物魚類の生育場所や餌として重要な位置を占める海藻である。
古くは大宝律令正倉院の文書にも登場し、現在でも薬品原料、肥料、食料品などとして用いられている。日本では主に本州太平洋沿岸北中部に分布する。アラメの名は、ワカメ(若布)にたいして肉が厚く荒い感じがするところからつけられた。〔 「飲食事典」本山荻舟 平凡社 p17 昭和33年12月25日発行〕
同じ 科のカジメに似るが、アラメは茎部が枝分かれする(カジメは分岐しない)点、及び側葉の表面が波打つ点などが異なる。
== 食用について ==
海水につけて渋を抜き、茹でてから乾燥させる。使用時はしばらく水につけてふやかし〔 「飲食事典」本山荻舟 平凡社 p18 昭和33年12月25日発行〕、味噌汁に入れたり佃煮にするなどして食用にする。カルシウムヨウ素食物繊維などを含む。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アラメ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Arame 」があります。




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