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自由インド : ミニ英和和英辞書
自由インド[じゆう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

自由 : [じゆう]
  1. (adj-na,exp,n) freedom 2. liberty 3. as it pleases you 
: [よし]
 【名詞】 1. reason 2. significance 3. cause 

自由インド ( リダイレクト:自由インド仮政府 ) : ウィキペディア日本語版
自由インド仮政府[じゆういんどかりせいふ]

自由インド仮政府(じゆうインドかりせいふ、、 )は、イギリス領インド帝国としてイギリス植民地支配下にあったインドの即時独立をめざし、東南アジアシンガポールにおいて樹立された暫定政権。
== 歴史 ==

=== 前身 ===
日本は1941年12月に大東亜戦争太平洋戦線)を起こし、その後イギリスの植民地を含む東南アジア各地域を占領した。これを受けて1942年に、第二次世界大戦前より亡命先の日本でインド独立運動を行っていたラース・ビハーリー・ボース率いる「印度独立連盟」と、同じくシンガポールバンコクを拠点に独立運動を行っていた「インド独立連盟」が合流してが設立され、ビハリ・ボースが初代議長に就任した。
その前後に、かねてより植民地軍として駐留していたイギリス軍を放逐し日本が占領したマレーやシンガポールでは、捕虜となった英印軍将兵の中から志願者を募ってインド国民軍が編制された。その長には最初に日本軍に投降した元英印軍の大尉であったが就任した。
しかし、シンは親イギリス的志向が強かっただけでなく、軍内において自身に対する個人的利益を優先させた上に、そもそもが大尉という下級士官にすぎなかったこともあり、数千人を数える規模となったインド国民軍を統率することは困難であったため軍内に大きな混乱を招いた。そのためにインド国民軍は、ビハーリー・ボース率いるインド独立連盟の管轄下に入り、その後連盟内で孤立したシンはインド国民軍司令官を罷免される〔『知られざるインド独立闘争—A.M.ナイル回想録(新版)』 河合伸訳、風涛社、2008年〕。
しかし、この様な混乱の中で自ら調停役として立ちまわり、心労を重ね体調を崩したビハーリー・ボースは、1943年7月4日にシンガポールにおけるインド独立連盟総会において、インド独立連盟総裁とインド国民軍の指揮権を、独立連盟幹部のA.M.ナイルの提唱により、総会に先立ち亡命先のドイツからシンガポールへ来たスバス・チャンドラ・ボースに移譲し、自らはインド独立連盟の名誉総裁となった〔『中村屋のボース インド独立運動と近代日本のアジア主義』中島岳志著 白水社、2005年〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「自由インド仮政府」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Azad Hind 」があります。




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