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自己啓発セミナー : ミニ英和和英辞書
自己啓発セミナー[じこけいはつせみなー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

自己 : [じこ]
 【名詞】 1. self 2. oneself 
自己啓発 : [じこけいはつ]
  1. (n,vs) self-development 2. self-enlightenment
: [き, つちのと]
 【名詞】 1. 6th in rank 2. sixth sign of the Chinese calendar
啓発 : [けいはつ]
  1. (n,vs) enlightenment 2. development 3. edification 
: [はつ]
  1. (n,suf) (1) departure 2. (2) beginning 3. (3) issued by (e.g., document) 4. (4) counter for gunshots 
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

自己啓発セミナー : ウィキペディア日本語版
自己啓発セミナー[じこけいはつせみなー]

自己啓発セミナー(じこけいはつセミナー、''Large Group Awareness Training''、LGAT)とは、「本当の自分を見つけ」「可能性を開く」「自己の殻を打ち破る」「心の癒し」「トラウマの解消」と称する講座である。狭義には、アメリカで設立された"Mind Dynamics"〔1968年にアレクサンダー・エベレットによって設立され、1970年にマルチ商法のHoliday Magic社に買収された。Holiday Magic社がアメリカで実質的に非合法化されたため解散している。〕から分岐した"est"や"Lifespring"の流れを汲んだセミナーのことを指す〔"Mind Dynamics"解散前の1971年に"est"が、解散と相前後する1974年に"Lifespring"が設立された。〕。
アメリカでは1980年代から社会的な批判にさらされ始め訴訟も相次いだため、"est"は1984年に名称を"forum"(日本では後に"BT")に改めて座学中心の形態に変え、"Lifespring"系もその多くが前世紀からコーチングなどへの業態転換を図った〔島津幸一とともに日本で初めて自己啓発セミナー事業を始めた"「ロバート・ホワイト」のホームページ (エグゼクティブ・コーチング)" 。〕。"Lifespring"系は日本とメキシコなどの国を除けば現在はほぼ消滅している〔アメリカ国内でマニアックに実施されているものはあるが、マスメディアの取材にたびたび応じていた事業者が、2009年に受講者3人の死亡事故を起こして全米を騒がせる結果となった:abc NEWS com. (Dec. 9, 2009) "。主催者は過失致死の有罪判決を受けた:NBC NEWS com. (6/22/2011) 。〕。
==概略==
自己啓発セミナーは、成功哲学を含むニューソートの流れを汲んだ積極的思考の思想、サイケデリックの実験から発展したヒューマン・ポテンシャル・ムーブメントのセラピー技法、マルチ・レベル・マーケティングマルチ商法)系の人脈によって、1970年前後にアメリカで確立した。日本にもHoliday Magic社の日本進出〔MLM年表 〕とともに1970年代の中頃に上陸した。
並行してアメリカで開発されたリーダー養成のための企業向け研修方式であるST(センシティビティ・トレーニング)が、受講中の自殺者や受講後の心身疾患を多発させて日本でも一挙に下火になったあと、1970年代に生まれたニューエイジ系の疑似科学が結びついて体系化され、事前に可否判断の情報を持ち得ず自己責任での受講となる個人向けセミナーとして通流した面が強いとされる〔『自分探しが止まらない』清水健朗〕。
近年の日本の事業者の中には、複数の事業や手法を兼ねてセミナーを存続させているところもあるが〔日創研の新業態 (2004年7月7日)、アチーブメントのサービス一覧 〕、基本的な内容構成は変わらない。「ウィン・ウィン(ボース・ウィン)」、「パートナーシップ」、「コミットメント」などの用語で心理拘束を行い、勧誘プログラムでチャレンジ目標をスケジュール化させるなどの手法も依然として用いられている。また、NPO公益法人化を図った事業者もある。

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