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羽生田 忠克（はにゅうだ ただかつ、本名：羽生田 忠之（はにゅうだ ただゆき）1964年5月1日 - ）は、茨城県新治郡桜村（現：つくば市）出身の元プロ野球選手（外野手）、野球指導者。 からまでの登録名は本名である羽生田 忠之。 == 来歴 == 、ドラフト外で西武ライオンズに入団。に笘篠誠治や相馬勝也とともに1Aのに野球留学し、71試合に出場した〔baseball.reference.com 1985 San Jose Bees 〕。この時、同じ外野手のチームメートとしてアロンゾ・パウエルが在籍していた〔。帰国後、にスイッチヒッターに転向している〔。 には一軍で初出場を果たしたが、5月6日の日本ハム戦で守備固めとして登場した1点リードの9回裏2死1塁の場面でライト線に上がったフライを落球〔読売新聞、1998年5月19日付朝刊、東京地方面、P.26〕、拾い直して本塁にダイレクト送球をするも伊東勤捕手が走者の及川美喜男にタッチした際にボールをこぼして同点となり、高代慎也がサヨナラ安打を放ち敗戦となった。これは自身に取って引退後まで忘れられない試合となり、集中力を鍛え直すため翌に再びアメリカに派遣される原因ともなった〔。1988年は鈴木健らとともにでプレーし、ミスを気にしない周囲の選手を見て悩みが吹っ切れたという〔。チームでは"TAD"というニックネームで呼ばれ、強肩選手に贈られるベストアーム賞を獲得している〔【1月29日】1992年(平4) 当日キャンセル…羽生田忠克、気合い入れすぎて凍傷に（野球） - スポニチ Sponichi Annex 野球 日めくりプロ野球10年1月 〕。。 は一軍で39試合に出場し、8月5日の対近鉄戦ではライトフライを追ってフェンスに激突する〔読売新聞、1989年8月6日付朝刊、P.18〕など、気迫あふれるプレーを見せた〔読売新聞、1990年3月2日付朝刊、P.19〕。秋山幸二と平野謙が外野手のレギュラーとして定着している中で、は長打力のあるバークレオや森博幸、バランスの良い吉竹春樹と左翼手のレギュラーの座を争い〔、出場は47試合に増えたものの10月12日の対ロッテ戦でファールフライを追って川崎球場のフェンスに激突し、左ひざを骨折して全治3ヶ月の重傷を負っている〔読売新聞、1990年10月13日付朝刊、P.19〕。 1月には自主トレの一環として北海道深川市で極真空手の荒行に参加し、気温-7度の道場での1時間座禅、-20度の大雪山で空手着1枚で3時間立ち続けるなどの修行を行なった結果、足の裏が凍傷状態になった〔。完治前にランニングした際に化膿して傷が悪化し、同年はマウイの1次、春野町での2次の両キャンプに参加できず、治療に専念していた〔。この怪我で『トウショウボーイ』というニックネームを付けられている〔。 は不振の平野謙に代わって起用された5月に好調な打撃を見せ、スタメンに定着しかけた〔読売新聞、1993年5月26日付朝刊、P.18〕が、シーズンを通じてのレギュラー奪取はならなかった。右ひじの度重なる故障などもあって一軍出場はが最後になり、同年に入団した高木大成が背番号10となったのにともない、球団史上初の背番号0に変更されている〔読売新聞、1995年12月23日付朝刊、P.23〕。3月に3度目の右ひじ手術を行なったが痛みが消えず、同年で現役を引退した〔。 同年のシーズン中に妻を代表取締役としてマルチメディアFAXなどの販売代理店である有限会社を設立しており、引退後はその社長となった〔。また、プロ野球マスターズリーグの札幌アンビシャスでプレーしている。からまでは茨城ゴールデンゴールズでコーチを務め、は岩手21赤べこ野球軍団の監督となった。知人の宇梶剛士をチームの総監督に招き〔毎日新聞、2007年4月17日付朝刊、P.31〕、「接戦での戦い方は試合を重ねることで身につく」として練習試合を重ねた〔毎日新聞、2007年6月5日付朝刊、岩手地方面、P.20〕。チームは同年の都市対抗に初出場したが、自身は7月の2次予選を体調不良で欠場し〔毎日新聞、2007年7月1日付朝刊、岩手地方面、P.24〕7月下旬に退団している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「羽生田忠克」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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