翻訳と辞書
Words near each other
・ 粗腐植
・ 粗腐植土
・ 粗茶
・ 粗菓
・ 粗衣粗食
・ 粗製
・ 粗製ガソリン
・ 粗製乱造
・ 粗製品
・ 粗製濫造
粗視化
・ 粗調節
・ 粗造り
・ 粗酒
・ 粗酒粗肴
・ 粗野
・ 粗金
・ 粗鉱
・ 粗銅
・ 粗鋼


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

粗視化 : ミニ英和和英辞書
粗視化[そしか]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ほぼ, あら]
  1. (adv) (uk) almost 2. roughly 3. approximately
: [か]
 (suf) action of making something

粗視化 : ウィキペディア日本語版
粗視化[そしか]
粗視化(そしか、)とは、ある変数空間で定義された連続的な物理量を、その変数を任意の単位スケールで離散化し、単位スケール内で物理量の平均を取ることで、その物理量そのものも離散化し情報量を減らす手法。単純に言うと、モザイクを掛ける事、解像度を下げる事がこれに相当する。解像度の高い空間から低い空間への射影操作であるとも言える。可逆な基礎方程式(ニュートン方程式など)から不可逆な現象(エントロピー増大則など)を説明するためのトリックの一つだと考えられている。
==分布関数の粗視化==
物理学ではよく粗視化された分布関数が用いられる。厳密な(粗視化されていない)分布関数\left. f \right.に対し、粗視化された分布関数\left. F \right.は次で定義される。

ここで\left. \delta \Gamma \right.は粗視化の領域であり、2次元ならば\left. A_ \right.はその面積、\left. d\Gamma \right.は面積素である。
例えば、統計力学エントロピーの計算をする際に位相空間を細胞に分割する操作は

等の様に書けるだろう。この粗視化された分布関数に対してエントロピー\left. S \right.が定義される。

ここで\left. k_B \right.ボルツマン定数である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「粗視化」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.