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第二次長沙作戦 : ミニ英和和英辞書
第二次長沙作戦[だいにじちょうささくせん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [だい]
 (n,pref) ordinal
第二 : [だいに]
 (n) second
第二次 : [だいにじ]
 (n) the second ..
: [に]
  1. (num) two 
二次 : [にじ]
 【名詞】 1. secondary 2. subordinate 
: [つぎ]
  1. (n,adj-no) (1) next 2. following 3. subsequent 4. (2) stage 5. station 
次長 : [じちょう]
 【名詞】 1. vice- 2. assistant director 3. vice-director 
: [おさ]
 【名詞】 1. chief 2. head 
: [さく]
  1. (n,n-suf) a work 2. a harvest 
作戦 : [さくせん]
 【名詞】 1. military or naval operations 2. tactics 3. strategy 
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 

第二次長沙作戦 : ウィキペディア日本語版
第二次長沙作戦[だいにじちょうささくせん]

第二次長沙作戦(だいにじちょうささくせん)とは、日中戦争中の1941年12月24日から1942年1月16日まで、湖南省長沙周辺で行われた日本陸軍の作戦である。太平洋戦争の開戦により始まった香港攻略作戦第23軍)を支援する目的で第11軍が実施した。広東方面へ南下した中国軍を牽制するのが当初の目的だったが、長沙攻略戦へと発展した。しかし、日本軍は長沙周辺で頑強な抵抗を受け、その後反転して引きあげたため中国側は戦勝を喧伝した。
当初の作戦呼称はさ号作戦。中国側呼称は第三次長沙会戦贛湘会戦(1939年)の中国側呼称が第一次長沙会戦となるため、日本側呼称とひとつずつずれがある。〕。
==背景==

1941年9月から10月にかけて行われた第一次長沙作戦について、第11軍司令官の阿南惟幾中将は大きな成果を収めたと満足していた。ところが11月23日頃、支那派遣軍総司令部内での「長沙作戦がかえって敵の逆宣伝の材料になっている」との声が耳に入り、阿南軍司令官は鬱憤を募らせた。また、太平洋戦争の開戦によって中国戦線が戦争の主戦場で無くなったとみる風潮が広がるのを恐れた阿南軍司令官は、積極的・攻撃的な態勢を整えるよう訓示を行った〔戦史叢書 『香港・長沙作戦』、546-547頁。〕。
12月8日、華南の日本軍(第23軍)は香港攻略作戦を開始したが、この背後を衝くため中国軍(第4軍・暫編第2軍)が、長沙付近から広東方面への南下を開始した。これを知った第11軍では、すぐさま中国軍の南下を牽制する作戦が検討され、12月13日には阿南軍司令官が即座に作戦を決裁した。第一次長沙作戦が事前から周到に計画準備された作戦であったの対し、今回の作戦は咄嗟に決心されたものであり、弾薬・食料・医療品・輸送手段などの準備は十分に整っていなかった〔戦史叢書 『香港・長沙作戦』、546-547頁。〕〔佐々木、189頁。〕。
この牽制作戦の構想は、3個師団を投入して、新牆河南岸の第20軍を撃破し、汨水岳州と長沙の中間)南側で第37軍を撃破、二週間で作戦を終えるという簡単なものであった(当時の日本軍の判断では、この方面の中国軍は第20軍・第58軍・第37軍の計7個師ほどと考えられていた)〔戦史叢書 『香港・長沙作戦』、548-550頁。〕。
しかし軍司令部内では、早くも「長沙進攻」が議論されていた。木下勇参謀長によれば、12月19日に軍司令部を訪れた第3師団長の豊嶋房太郎中将は作戦の方針に満足せず、長沙へ行きたがっている様子であったとされ、第3師団の兵士の間でも「長沙へ行く」との噂が広がっていた。また、12月20日の阿南軍司令官の日誌にも既に「第二次長沙作戦」との記述があり、長沙占領を決心していたとみられている〔戦史叢書 『香港・長沙作戦』、550-551頁。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「第二次長沙作戦」の詳細全文を読む




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